50話 ページ4
始まりと、同時にキバが印を組む。
“擬獣忍法 四脚の術!!”
キバは四つん這いになると、地面を蹴りあげナルトの腹部に肘を喰らわせた。
キバ「もう当分、目を開けることはねーぜ…試験管さんよ!」
周りは、完全にキバが勝つと思っている……ある三人を除いて。
私はカカシとサクラに視線を合わせる。二人とも、ナルトが負けるとは思っていないようだ。
キバ「…なに!」
キバの視線の先には、立ち上がるナルトの姿が見える。
ナルト「俺を……ナメんなよ!!!」
キバ「強がってんじゃねぇよ!」
キバに続いてワンワンと子犬も吠える。
ナルト「手ぇ抜いてやったんだってばよ!お前こそ強がってねーで、犬でも何でも使いやがれ!」
キバ「後悔すんなよ!」
キバは子犬をと一緒に、ナルトに向かって突っ込む。
ボフーンという音と、共にナルトの周りが煙で包まれる。
煙の中からは、鈍い音が聞こえ煙から出てきたナルトに子犬が噛みついた。
そのまま、煙の中に突っ込んだナルトは煙が晴れると、子犬の横で倒れている。
キバ「ウッヒャァ!!やったぜ!!いいぞ!!良くやったな、赤…」
[ガブッ]
子犬はキバに駆け寄るとガブリと噛みついた。
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作者名:エビ猫 | 作成日時:2018年7月9日 19時