【あんスタ】誓えのキス2【巴日和】 (ページ3)

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「もしもーし、失礼しますよっ、と。」

「ああ、思ったより早かったですね！
お茶でも淹れましょうか、お疲れでしょう！」

「A、来たんだね」
「はぁ、凪砂くんの安心感半端ないね～」

茨を無視し、凪砂くんの所に飛び込んだ。
それを受けてよしよしと頭を撫でる。

「でもAは日和くんのだから、あんまりそういう事言わない方がいいんじゃないかな？」
「んー適材適所はあると思うんだよね？」
「一理あるね」

「あのぉお二人さん？無視されると傷つきます。」
「ふーん。茨は無視された方が好きかなと思った」
「酷いなぁ、私も人の子ですよ。
ついでに言えばマゾ野郎でもありません。」

「マゾって言うのは…えっと確か、
苦痛に喜びを感じる人…だっけ？
茨は確かに毎日自分のことをいじめて活き活きしてるよね？」

「任務は苦痛ではありませんぞ！あっはは！」
「この馬鹿は…程々にしなよ？
これでも一応、茨の負担も減らせるようにって日々修行してるので、
時々でいいから試用してみて？任せられないならそれでいいから。」

事務所の馬鹿どもよりかは信用してくれると嬉しいんだけど、
と苦笑いする。

「はぁ…自分はあくまで楽しんでやってるので、
Aさんを信用してないわけじゃないです。
言わせないでくださいよ今更。」

「そ。ならいいけど～」

「茨は素直じゃないから。日和くんに毒蛇なんて呼ばれるんだよ…私は仲良くして欲しいんだけどね。」

「何を言われますか！仲良くこよし！
一緒にショッピングなど行きたい仲であります！！」
「行ってて寂しくならない？」

「A、そっとしといてあげて？」
「えー、
うーん。今度Edenでお買い物しよ。企画する。」

「ふむ、ならばそういう仕事を企画しテレビ局に提案してみましょう！」

「しょーがないからスケジュール調節してあげる。
あと、日和が最近気に入ってるお店、ピックアップして送るね！」

そう言えば、助かります。
と茨が微笑み、つられて凪砂くんも微笑んだ。