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「はいはーい。
合宿一日目です！」
「いえーい！」
「テンション高ぇ…」
スペシャルライブ 夢(夢ノ咲)の楽園(Eden)
通称SDEだが、1週間時間をとり合同で合宿をすることとなった。
会場はご好意により姫宮邸だ。
ぶっちゃけると資金面では全く心配がないので地球の裏側とかも行けちゃうけど、
今回は発案者である桃李が提供してくれた。
「事前に話した通り、
例のプロデュース科の子が別件を担当しているようなので、
合同だし顔馴染みということもあり私が全ユニット周ります！
だからEveに付きっきりの場面は少ないと思うけど、他所にご迷惑かけないように！
特に日和。」
「サマーレッスンでのぼくの働き聞いたよね？
ジュンくんも何か言ってやってよ！悪い日和！」
「あの時は…何分遅刻したんでしたっけ？
俺の記憶通りだと多大なご迷惑をかけてるはずですよぉ？」
「チャレンジ失敗お疲れ様。
とは言え、今日は個人レッスンだからいつものようにやって。」
私挨拶回りしてくるから。
と防音仕様の厚い扉を通った。
＿＿＿＿
「……失礼します。
お取り込み中失礼します。」
「わーい！A！」
「油断も隙もございません。
お坊ちゃま、高町様の立場を考えてくださいまし。」
「Amazing！英智今の執事さんの動き見ましたか？」
「あぁ、完璧にAが来ることを読んでいたみたいだね。」
「お褒めに預かり光栄にございますが、
お客様を蚊帳の外にするのは如何なものかと。」
「話戻してくれてありがとう弓弦くん。
と言っても挨拶回りだけなんだけど、
レッスンには私も関わると思うから思うところがあったら言ってくださいね。」
桃李も〜と言ってよしよしと頭を撫でる。
「それじゃ、1週間よろしくお願いします。
いいライブにしましょう！」
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作者名：ちよ乃 | 作成日時：2018年10月11日 10時
