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「え、っと、ちょっと…コンビニ、に」
「何を買いに?」
「や、夜食、、だよ」
「ふぅん、夜食なんてカップラーメンとかあるのに買いに行くんだ?」
疑われてる、これは完全に。
なんとか言い逃れなくては。
「おにぎりが食べたい気分だから」
「…あっそ、変なチョロ松。
どーせ行くなら俺にもなんか買ってきてよ」
おそ松兄さんは呆れた顔をしつつ、納得してくれたようだった。
「いいけど、、お金返してよ」
「えー、いーじゃん、母さんと父さんと弟たちには黙ってるからさ
俺が今チョロ松がコンビニ行くって騒いだらアイツらもなんか買ってこいって騒ぐよ?
俺1人分とあいつら分、どっちが安いかわかるでしょ」
「…弟脅すなんてひどいとか思わないわけ?
わかったから黙っておいてよ」
僕がそういうとおそ松兄さんは「わーかったよ、早く行け」と促す。
「はいはい、じゃあ行ってくる」
「おー」
僕は音を立てないように戸口を開け、それから公園へと急いだ。
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作者名:ソイみるく。 | 作成日時:2017年9月19日 21時