だって私、17歳以下には本気出しませんもん♪ 《高尾和成》

倉庫にて ページ29

高尾「せんぱ〜い？」




先輩のことが気になった俺は、倉庫へと向かった。


てかここ、暑くね？


先輩、いつもこんなとこ出入りしてんの・・・？


凄ぇな〜・・・。




「ん〜？ちゃんとやってますか？」




あれ？


これ先輩の声？


右側の棚の後ろから？





・・・ちょっと、覗いてみようかな。




高尾「先輩・・・？」





覗いてみると、そこには携帯電話を片手に楽しそうに話す先輩の姿。


相手は、誰だろう？


・・・気になった。







貴「うん。こたちゃんは元気ですか？・・・ならよかった。征十郎は？・・・そうですか。皆、相変わらずなんですね」




あれ。


今、恐怖の単語が・・・


征十郎・・・って言ったよな？


まさか、赤司征十郎・・・？


・・・な、わけないか。









・









高尾「先輩、まだ帰らないんすか？」


貴「へっ！？・・・あ、和成君。・・・すみません、玲央。もう切りますね」




そう言って、先輩は電話を切った。



貴「どうしたんですか？こんな所にまで来て」


高尾「先輩遅かったから心配で見に来てみたんスよ」


貴「そうだったんですか！？それはご迷惑をお掛けしました。・・・それじゃあ帰ります？」


高尾「はい。・・・ところで」


貴「？」


高尾「さっきの人だれっすか？」


貴「さっきの人・・・。あぁ！玲央ですか？」


高尾「玲央？」


貴「私の弟です。一つ下の。少し変わってますけど、今度会ってみます？」


高尾「ん〜・・・。はい！」


貴「では今度こちらに来るよう言っておきます。じゃあ行きましょう」


高尾「は〜い」









・









・









先輩の弟か〜。


どんな人だろ・・・。

一緒の下校→←練習は割愛させて頂きまｓ（殴　ちなみに皆復活してまｓ（殴

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