告白は僕から。(黒子)〜リクエスト〜 ページ18
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同じクラスでバスケ部の黒子テツヤ君に片思いしてる‥‥。
そして今、私は体育館の扉からそっと彼の練習風景を見ている。
「ひゃ―、今日も黒子くんかっこいい!」
バレないように小声で言う。
「あのパス回し。プロなみ!でもパス回し以外出来ないなんて‥‥ギャップが‥」
なんて軽く変態な発言をしながらも見続ける‥
「いない。どこいったの?」
黒子くんは影が薄いため見失うことは多々あるのだが今回はほんとにいない。
「あの‥‥‥」
「ひゃぁ!!」
突然、後ろから声をかけられた。
「すいません。脅かしてしまいましたね。」
「く‥黒子くん!」
さっきまで探していた彼が今、目の前にいる。
「どうかしましたか?Aさん。」
「あれ?あたしの名前知ってるの?」
「まぁ‥‥はい。」
彼に名前を知っててもらえただけで嬉しくなった。
「く‥黒子くん。」
「何でしょう。」
「好き!」
嬉しさのあまり告白してしまった。
「え‥あ‥すいません。」
「こっちこそすいません。何が好きなんですか?」
「へ?」
「いや、その『何が』の部分が抜けているので、もう少し具体的に‥」
私は唖然とした。
「何でもないの。急にゴメンね?」
そう言ってその場から早々に立ち退く。
歩く速度がだんだん早くなってきた。
すると後ろから手首をもたれた感触がした。
振り返ると黒子くんがいた。
「もしかして、僕のことですか。それならちゃんと言って下さい。」
私はムカッときてやけくそになった。
「そーですよ!どうせ好き‥‥んっ。」
気がついたら黒子くんにキスされてた。
「やっぱり言わせません。」
「それぐらいいいじゃないの!!」
キスもされて挙げ句の果てに『言わせません』って言う言葉に私の怒りはマックスになった。
「違います。」
「何が違うのよ!!」
「そうゆうものは男から言うものだと思って‥‥」
「はぁ?意味わかんない。」
「だから‥‥君が好きだと言ったんです。」
「な‥な‥な‥なにそれ!」
私の怒りは消え今度は驚きや恥ずかしさがでてきた。
「いつも教室で見てて、好きになったんです。付き合ってもらえますか?」
「‥‥‥は‥い。」
恥ずかしさで声はあまり出せなかった。
「よかったです。」
黒子くんにギュッとされていたが頭の中は驚きのあまり真っ白だった。
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涼香(プロフ) - ☆麻有☆さん» すいません。嫌なことを思い出させましたね‥‥‥ (2012年8月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
☆麻有☆(プロフ) - こんなこと元彼とあったな.... (2012年8月24日 15時) (レス) id: 28fa581b98 (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - 弥生さん» 黒子くん!あんまり書かないので上手かわかりませんけど、頑張ります!!! (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - まちょさん» いや、黒バスにならってコピーの魔法とか!氷の造形魔法ならそれをコピーして魔法が使える‥みたいな?かっこい―――。私は、グレイが好きかな? (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
まちょ(プロフ) - フェアリーテイルかぁーグレイかっこいいよね!魔法を使う黄瀬くん想像しただけでもいいわぁーwwちなみに黄瀬くんならどんな魔法かな?やっぱ王道の滅竜魔導士系?それともエルザみたいなかんじ? (2012年8月22日 14時) (レス) id: 7f3daf610f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2012年8月15日 13時