【 A 】居眠りさんの本当。

25 ページ25

降 「 おはよう 」


.


眠そうに席に着く彼。

.


そしてすぐ眠りについた彼。


.


本当に家…てか寮で寝てないのかね


.


「 …おはよう 」


.


返事は遅れてしまったけど、
降谷はまた嬉しそうにニマニマした。


.


「 …降谷ってさ 」


.


私が口を開くと、
ムクっと起き上がって


.


降 「 えっ？？ 」


.


目を見開いた。


.


「 いつも何時に寝てるの？ 」


.


降 「 …1時…とか？ 」


.


「 遅いね 」


.


降 「 うん、眠い 。 」


.


「 早く寝たらいいのに 」


.


降 「 先輩がうるさいから 」


.


「 あ〜そっか。 寮だもんね。 」


.


降 「 うん。 」


.


.


「 寮楽しそう 」


.


降 「 …そうかな 」


.


「 だっていつも友達いるんでしょ？？楽しいじゃんっ 」


.


降 「 …さみしくはないかな 」


.


「 ははっ笑 いいなぁ〜。」

.


降 「 でもいつもうるさいから、ほんと寝れなくて困る。 」


.


「 大変だねぇー野球部も。 」


.


ボソボソっとだけど、
先輩の話とか
色々話してくれた。



.


…降谷と喋ってるとなんか楽しいな笑

26→←24(小湊side)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す