打開策は・・・？ ページ17
試合が再開する。
アフロディがボールを持っていくものの、イタリアに取られてしまった。
イタリアはそこからパスを回し、ペトロニオに回る。
ぺ「アンバランス・ピサ！」
の「きゃあっ！」
『ゴール！イタリアが2点を取りました！』
日本選手は皆、息を切らしていた。
その時、スタジアムで雨が降り出したので選手や観客は雨宿りをしている。
野「イタリア選手全員がつけているあのサポーター、
アレがきっとあの速さの理由だろう」
麗「ええ、そうです。あのサポーターには筋力強化の効果があります。
オリオンに潜っていた頃、それのデータをチラッと見たことがあります」
光「ですがイタリアもその力を制御しきれてはいません」
野「イタリア選手を挑発し、お互いがぶつかる様にさせる」
水「なるほど、自滅を狙うってわけか」
稲「俺は反対だ」
全‐稲・麗「「「えっ？」」」
野「明日人君、これは自分たちがどんなプレーをしているか分かってもらうだけだ」
稲「そんなの分からない！だってそんなことしたら・・・
俺たちの今までのサッカー全てを否定することになるんだよ！」
野「・・・！分かった。」
野坂が皆の方を振り向く。
野「皆、今の作戦は忘れてくれ。明日人君の言う通り、僕達は真っ向から戦おう」
その思いと呼応するように、雨雲が晴れていく。
趙「では麗さーん、ここからアフロディ君と交代してくださーい」
アフ「麗さん、頼んだよ」
麗「はい、行ってきます」
そのころ・・・
新条(以降「新」)「イリーナ様、直ぐにあのサポーターを外させてください！
あのままでは選手の体は破壊されます！！」
イリーナ(以降「イ」)「新条」
ドゴッ
それはイリーナが信条をはたいた時、壁にぶつかった音だった。
腕まくりしたイリーナの肘には、サポーターがあった。
イ「あなたのおかげでよくわかったわ・・・。これを外す必要なんて無いってね」
『前半も中盤、2−0。日本はアフロディに代わり月下の桜姫・月城麗を投入
してきました！さあ、この風向きは変わるのでしょうか！』
イタリアの流れの試合。強烈なパス回しで攻めていくイタリア。
「ぐぅっ！」
―その強い強化に、選手の体がに悲鳴を挙げ出したのだ・・・
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ウララ(プロフ) - 初めまして！ウララと申します。この作品を読んでくださりありがとうございます。一日で続編に20hit以上！嬉しい限り！さて、ついに奏ちゃんと麗ちゃんの過去をかくことが出来ました・・・。めっちゃ楽しかったです。読んでくださった皆様、ありがとうございます！！ (2021年2月21日 5時) (
レス) id: ecd73fb054 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウララ | 作成日時：2021年2月21日 1時
