第四話 ページ6
早めに教室行った方がいい、か...
そういえば、みかはどこのクラスなんだろう？
私はB組だけど、もしみかもB組だったら教室でも会うことになるのか。
また話しかけてきそうだけど、まあいいか。
一応、みかのことは嫌と思わないくらいの存在になった。
友達とかではない。たぶん、おそらく、maybe(？)
自分で何を考えているんだ私は、と突っ込みを入れながら教室に向かった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
目立たないようにそーっと教室に入る。
自分の席はドアから遠いのが不便だ。
できるだけ存在を消そうとしながら自分の席に行った。
そうすると、視界の隅に＿＿＿
彼がいた。
A(えっ...同じクラスなんだ..........)
声は出さなかったけれど結構驚いてしまったから気づかれてしまっただろうか。
....一緒に話してる人は...たぶん嵐。
すっと自分の席に座って本を読み始めた。
...ん？
誰か教室に来たみたいだけど..........あ、
この人も同じクラスか。忘れてた。
「おい、凛月！教室着いたから起きろよー！」
「え〜〜めんどくさい...ま〜くん、席まで連れっててー...」
「そんくらい自分で行け....よ....」
「ん？どうしたのー...？」
「A...？Aじゃん！そういや同じクラスだったな！」
A「...真緒」
真緒「久しぶりだな、A。」
A「....うん。」
みか「んぁ....？Aちゃん！？同じクラスだったん？」
A「...みか......」
真緒「ん？二人は知り合いなのか？」
凛月「、、、あぁ、Aか。」
A「(今更...？)」
みか「そうやで。屋上で見かけて仲良くなったんよ〜」
凛月「へぇ...Aとみかりんって仲良かったんだ〜」
A「違う、そんなんじゃ...」
みか「違うのん？」
A「(そんな悲しそうな目で見ないでよ...)」
みかの方を向くとすごく悲しそうな目で見られていたので、すこし申し訳なくなってきて...
A「...うん、まあ...そう、だね....？」
凛月「ふーん？」
真緒「まあいいから凛月、自分の席行けよ」
A「(あれ、そういえば凛月の席って...)」
凛月「A、確か俺の隣だったよね〜...」
A「....」
凛月「連れてって〜....ふわぁ、ふ♪」
A「(たったの数メートルなのに...)」
自分で行けよ、もう！
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あろめサブ管理(プロフ) - あああさんありがとうございます！ (6月28日 22時) (
レス) id: a3d9f48988 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - 面白かったです。 (5月11日 16時) (レス) @page6 id: b45fbe4c80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あろめ x他1人 | 作成日時：2023年4月24日 18時
