【特別編】Propose promise From Y.A ページ14
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「ふぇっ…?ゆうくんとひなくんのお家?」
ゆうた「はい」
ひなた「Aさんがいたら安心できるし〜☆明日、俺お出かけするんですよ」
ゆうた「俺は留守番頼まれたんですけど、でも1人ですることもないので…どうですか?」
まあ…私も暇だし…
「うん、良いよ」
あ、これって付き合って初めてのデート…?
お家デート…だっけ?
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「お邪魔しまーす…」
ゆうた「Aさん!どうぞ上がってください!」
「凄い綺麗なお家だね…」
ゆうた「昨日俺、アニキと掃除頑張ったんですよー!彼女が家に来るんですから、当然です!」
か、彼女…
慣れないな…恥ずかしい…///
そんな私を余所に、ゆうくんは私をリビングへ連れてった
そこには可愛い猫が2匹
多分兄弟かなぁ…
「か、可愛い…」
ゆうた「俺もアニキも動物好きで…ってこら!」
「ん?」
下を向くと2匹が私の足元でじゃれ付いてた
く、くすぐった…っ
ゆうた「ったく…あ、Aさんはソファーに座っててください。お茶淹れてきますね」
そう言ってゆうくんはキッチンへ向かった
一方私は猫2匹を抱き上げて、ソファーに腰掛けた
うわぁ…まだ子猫だ…///
ゆうた「お待たせしました…すみません、手の掛かるヤツで…」
「ううん、猫は好きだし」
ゆうた「なら良かったです。こいつら、初めて会った人にそこまで懐かないんですよねー、現にアニキがそうでしたし…」
「そうなんだーでも、良い子達だね」
そんな他愛もない話をしながら、ゆうくんの淹れたお茶を啜る
匂いからしてラベンダーティー…かな
座ってどのくらい経ったのだろうか
ゆうた「あの…Aさんに聞いてほしいことがあるんです」
不意に声をかけてきた
その瞳には決心した何かが宿ってる
ゆうた「俺はアニキの劣化コピーに過ぎないし、Aさんが望む成果さえ出せていない。でも、彼氏になって思ったんです。この人を笑顔にしたいって…。
でも、まだ俺は未熟者です。
ですから、もし、Aさんの望むアイドルになることができたなら…
ずっと俺の隣に居てくれませんか?」
その一言は私の涙腺を崩壊させるには充分過ぎて…
「…っ、そんな風に言われたら、断れないじゃん…!///」
ゆうた「…待っててくれますか?」
「うん…!」
その後そっと落とされたキスは、
甘くてすっぱい初恋の味がした
○おまけ○
ひなた「あれゆうたくん、顔真っ赤だよー?」
ゆうた「!…何でもないし…///」
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ホッピー - いつも更新されるのを楽しみに待ってます!! (2015年6月26日 23時) (レス) id: 36d7c8025c (このIDを非表示/違反報告)
らっきょ飴 - めっちゃ面白かったです(*^-^*)更新頑張ってください! (2015年6月12日 21時) (レス) id: 81eefbddba (このIDを非表示/違反報告)
死神九尾(プロフ) - 凄くいいです!面白いww僕もあんスタ書いてますお互い頑張りましょう!ちょとつぼりましたwwwwwwww (2015年6月7日 23時) (レス) id: c4f1a86a73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meow* | 作成日時:2015年6月6日 16時