第37話 ページ39
夢主side
ユウちゃんはそれからすぐに見つかった。イデア先輩の予想どうり、カメラのない校舎裏にいたようだった。
そこで、私は最悪な光景を見た。
ユウちゃんが4人に囲まれ殴られ、蹴られ、挙句の果てには魔法を打たれていた。
『ねぇ、何してんの？』
気づいたらそいつらのところに行っていた。怒りを出さないように、いつものような笑顔で。
ユウちゃんは気絶してしまったようだ。こんなになるまでやられて…だめだ、怒りが抑えられない。
『ねぇ、なにしてんのって言ってんだけど？何黙ってんだよ』
モブ1「お前は、昨日の飛行術の…」
あぁ、そういや昨日もこいつらに殴られかけたんだっけ？でも、そんな事今はどうでもいい。
『あ？んな事どうでもいいんだよ！何してんのかって聞いてんの。はよ答えろや。』
モブ4「だってこいつが水波さんを…」
『は？何言ってんの？』
自分が思ったよりも低く、冷めた声が出た。でもモブ共はまだ数でこっちに勝てるとか思ってるのか気持ち悪い笑顔を浮かべている。(当たってる)
でも手を出してはダメだ…
『お前らずっと水波さん、水波さんって言うけどさ、それお前らに関係ないだろ。』
モブ1「は？」
『部外者が、仕返しと称して、’魔法の使えない’’女の子’をそんな暴力や魔法でいじめて楽しい？』ﾆｺ
モブ3「ひっ…」ｿﾞﾜ
『楽しいかって聞いてんだろ？早く答えろ。』
モブ2「あぁ。楽しいよ！無抵抗なやつをいじめるのは。」ﾆﾀｧ
モブ2がどうせ勝てると思ったのか口を開いた。(当たってる)
本当にムカつく。
『あはは！そっかぁ。楽しいのかぁ。じゃあ僕も今ここでやってみてもいいかなぁ？』
そう言って、地面に向かって今の感情に任せて、魔法を打つと、途端に震え出す4人。
地面を見たらかなり大きな穴が空いていた。
『ねぇ。いま’俺’お前らのせいですごく気分が悪ぃんだけど。今すぐ’俺’の視界から消えろ。そうしないと今度はお前らに向けて打つぞ。』
と言うと逃げていった。その時、またユウちゃんにむけて、逃げながら、魔法を打つのが見えた。
『ｯ…危な…』
咄嗟に庇って、これ以上ユウちゃんが傷つくのは防げた。魔法が直接当たったはずなのに、痛みなんて何も感じなくて、今はただ、早くユウちゃんを部屋に連れていかないと。というあせりで、慌ててユウちゃんをおぶって自分の寮へと向かった。
自分の状態にも気づかずに。
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ぽてと。 - ネタに走るの度がすごいですね！w (2022年1月17日 16時) (
レス) @page45 id: 787ad90d85 (このIDを非表示/違反報告)
るる - 好き めっちゃ好き 初コメ早々失礼いたしました。．．．すｋ（（（（（（（殴 (2021年7月18日 18時) (レス) id: cfe5869198 (このIDを非表示/違反報告)
奏 - ヒョオ！…イルマテック銃(（（殴 (2021年4月17日 10時) (レス) id: b29aa485ac (このIDを非表示/違反報告)
睦月夜烏(プロフ) - ヒョオ！イルマティック((( (2021年4月2日 12時) (レス) id: 1e1ae547be (このIDを非表示/違反報告)
あきめ(プロフ) - みくさん» 実はわざとだったり… わかりずらくした私も悪いので全然大丈夫ですよ！ (2021年3月19日 17時) (レス) id: 92e3ce0066 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えみ | 作成日時：2021年2月19日 21時
