嫌われ者の監督生と仲良くなりました。

第28話 ページ30

夢主side

久々のsideだ〜
今はね、フロイドくんが余計なこと言いそうだったからちょっと誘拐してきた〜(ごへーい)


フロ「で？なんでここまで来たのぉ？」


『約束して欲しいことがあるから。まずね、僕、いや私は男として学校に通ってるから女ってことは誰にも言わないで。知ってるのは先生とイデア先輩とユウちゃん、グリムだけだから。』


フロ「知ってる人多くない？まぁ、いいけど。」


『あと、学校ではフロイドとは先輩として接するし、いまは水波さんに目つけられてるからあまり3人とは関わらないようにする。』


フロ「えぇ〜やだぁ」


『なんでよ。』


フロ「もし先輩扱いしたら本気で締めるから。それか俺が1年になる」


『いや何言ってんの？』


フロ「あと、小エビちゃんのこといじめたあいつが許せないから、あいつのためにA達と遊べなくなるのはやだ。」


『いや、だからなんでよ』


フロ「俺がそうしたいから。」


『ほんっとに変わってないなぁ…
…はいはい。でも、私らのせいで3人を傷つけたくない。だからなんかあったらすぐ言ってね。』


フロ「Aも変わってないよね〜お姉ちゃんみたいでさ。」


『じゃあ、これからもよろしくね』


フロ「うん。」


で、ここで終われたら良かったんだけどなぁ…


フロ「で？何でもしてくれるんだよね？」


『そ、そんなこと言ったかなぁ？』


フロ「そんなに言うならジェイドに確かめてもらう？」


『言いました。すいませんでした。』


フロ「あはぁ♡やっぱAは面白いね！じゃあ、これからモストロ・ラウンジで働いてよ。そうすれば俺も楽しくなるし」


『それだけは勘弁！今みんなから嫌われてるんだよ？売上落ちてアズール先輩にボコボコにされるよ？それ以外で！』


フロ「えぇ〜なんでもって言ったじゃん…じゃあどうしようかなぁ…」


なんだかんだ言って変えてくれるとこ優しいよなぁ…


フロ「あ！じゃあ、次の休みにみんなで遊びに行こ！」


『いや…陰キャにはきついんですが…』


フロ「拒否権ねーから」


さっきまでは優しかったよね？なぜだ！やっぱこの子変わってないわ〜
って待って、締めないで！


『わかった！わかったから…はぁ…何するかはそっちで決めてよね？』


フロ「おっけ〜楽しみだね、A？」


『わーものすごく楽しみだー』



まぁ、いろいろあったけど、オクタを仲間にするミッションは成功かな？

さーて、あの子はどうなるのやら…楽しみだ。

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