バスケ部 ページ8
そんなこんなでAはバスケ部に連れて行かれた。
じたばたしても、抗えない。
「そんなことしないのー。」となだめてくる紫原がとてもいらつく。
「着いたよー。降ろすね。」
ひょぃっと掴まれ、降ろされた。
と、同時にAは逃げようとしたが、紫原に腕を掴まれた。
腕の長い紫原にとっては十八番だ。
「はい、逃げないー。行くよー。」
「もう、どうにでもなればいいや...」
「赤ちん、連れてきたよ。」
「お疲れだったな。褒美だ。」
赤司は紫原にお菓子を与えている。
これを仕組んだのは赤司か、とAは考えた。
「なんなんっスか、あの子。すげー可愛いんスけど、」
「名前なんて言うんですかね...」
「胸が....俺のタイプだな。」
「はぁ、あれが赤司の言ってたやつか?ふーん、ま、いーんじゃねーの。」
そんな声がAに向かって飛んでくる。
そんな中、赤司がAに口を開いた。
「清野、自己紹介を。」
「え、バカなこと言わないでよ。なんで!?」
「普通だろ?初めての人に清野は自己紹介も出来ないのか?」
「いやいや、そんなことじゃなくて、」
「なら俺が言ってやるのだよ。名前は清野A。2年A組35番。身長157cm。体重...」
「あー、もう!自分で言うからっ!それよりなんで緑間君そんなこと知ってるの!?」
「.....別に。」
緑間はしらばっくれ、さっきの人々はAの紹介を待っている。
空気に耐えられなくなったAはため息をついて、口を開いた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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もかもか(プロフ) - すごく面白いです!更新楽しみにしてます(^-^) (2014年7月18日 0時) (レス) id: a9f4539f73 (このIDを非表示/違反報告)
銘人@メイト(プロフ) - 闇竜さん» ありがとうございます!更新、ぼちぼち頑張ります.笑 (2014年1月26日 10時) (レス) id: a8de5ea895 (このIDを非表示/違反報告)
闇竜 - この小説大好きです!!!更新頑張って下さい!!! (2014年1月26日 10時) (レス) id: dccfe97d53 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 銘人@メイトさん» もちろんです!!見にきます♪ (2014年1月25日 21時) (レス) id: c17f838930 (このIDを非表示/違反報告)
銘人@メイト(プロフ) - 美咲さん» かわいい主人公とかっこいいキャラを目指していたので、面白いと言ってもらえて嬉しいです。また見に来てください♪ (2014年1月25日 17時) (レス) id: a8de5ea895 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メイト x他1人 | 作成日時:2013年9月20日 21時