灰崎の双子の妹は兄に負けず強いです。けど、虹村さんに負けます。

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あれから数ヶ月。
無事にこの前退院を果たした私は、卒業式に来ている。

元々1年は出ないが、外で待つ。
大きな花束を持って。

私には似合わない。


数十分後。
卒業生が続々と出てくる。
泣いているもの慰めているもの。


虹「Aじゃねぇーか」

あ「泣いてないんですね。残念」

虹「泣くわけねぇーだろ」

あ「私と離れるの寂しくないんですかー？」

虹「家毎日行くから寂しくないだろ」


確かにと思った。


あ「卒業おめでとうございます」


パッと大きな花束を出した。
どう？
びっくりしたでしょ。虹村さん。

花束で隠れた顔。
喜んでいるのかよく分からない。


あ「顔見せてくださいよ」

虹「あぁ？....」


その顔は少し目が赤かった。


あ「泣いてたんですか？」

虹「お前の成長にな」

あ「ひでぇ」


虹村さんにグッと抱き寄せられて、大きな花束を二人の前に。


虹「これからも一緒だからな」


そう言って虹村さんは私にキスをした。


あ「当たり前じゃないですか。養ってくださいよ二人分」

虹「問題児二人とかつれぇわ」



満面の笑み、


.





.






.








.
将来私はこの人について行く。




_ＥＮＤ_


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遅くなりましたが完結です！

ここまでありがとうございました！

ほかの小説もまだまだ書いてるので良かったら呼んでくださいね！

by彙褪夜

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