灰崎の双子の妹は兄に負けず強いです。けど、虹村さんに負けます。

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虹「うし、全員そろったな」


兄貴も虹村さんに連れてこられたらしい。
双子は、虹村さんに弱いのだ。


灰「っち」

虹「外周１０周だ。走って来い。問題児１の方」

灰「ヘイヘイ」


練習が開始された。
さすが、一年で１軍入りは少ない。
私と兄貴。ほかにも、５人ほど。


あ「クソ」

虹「入らなぐらいで、いらだつな。問題児２の方」

あ「虹村さん。私にはちゃんと灰崎Aっていう名前があるんです」

虹「そんぐらい知ってる」


虹「練習終わり！！！！帰っていいぞ」

あ「やっと帰れるわー」

灰「何で俺だけ走らされたんだよ...」

虹「そんで、Aは後片付けな」

あ「はぁ？！なんで」

虹「さっき男子にケンカ売ってただろ。しかも殴っただろ」

あ「あれは、向うが先にケンカ売ってきて、しかも殴ったんじゃねーよ。蹴ったんだよ」

虹「どっちも同じだ、アホ」


結局体育館の後片付けを任された。
兄貴と二人で。
虹村さんは見たいるだけだった。

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