元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

捌拾 ページ30

あ「ねぇ、瑠璃さん聞いてたよね」

その時スマホが鳴った。

瑠『あなたにしてはよくできたじゃない。これであなたも、周りの人も傷つかない。私も幸せになれる。一石二鳥じゃない』

あ「本当に何もやらないんですよね。約束しますよね？」

瑠『ええ。あなたが裏切らない限りね』

あ「どうぞ、瑠璃さん。末永くお幸せ...に」

瑠『あら、泣いてるの？』


その時だった。

スマホの呼び出し音が鳴った。


あ「切りますね。電話が来たので」

瑠『あなたももっといい人を見つけて幸せになってね』


電話番号は見たことがなかった。


あ「もしもし、どなたですか？」

？『俺っす！黄瀬涼太っすよ！』

あ「あ、涼太...」

黄『どうしたんっすか？泣いてるんっすか?』


一瞬ﾋﾞｯｸっとなった。

あ「泣いてなんかいないよ。で、用件何だった？」

黄『今日会えないっすか?』

あ「明日じゃダメ...かな？」

黄『明日は仕事が入ってて...』

あ「そっか、何時？」

黄『７時っス！』

あ「わかった。この前の店でいいの？」

黄『ｵｯｹｰ☆⌒d(´∀｀)ノっす！』


と言って電話が切れた。

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