元彼の秘書として働くことになりました2【黒バス】

陸玖 ページ19

あ「大輝...。私ね...私...」

そっと抱きしめてくれた。

何も言わずに、何も聞かずに。


あ「ありがと。大輝。もう大丈夫」

青「本当か？」

あ「うん」

青「あんなの気にするな」


大輝は裏表がないからすっごく言葉に安心する。

こういうのは、大輝や、涼太がすっごく落ち着く。


赤「おはよう」

あ「お、おはようございます」

青「赤司...」

赤「わかってる。Aこっちに来い」


大輝は、社長室の前に門番のように立った。


赤「目が腫れているな」

あ「さっき、泣いたからです」

赤「泣かせたやつは俺が、排除するよ」

あ「うんん。いいの。私が起こしたことなんだから」

赤「君はお人よしすぎるんだ」


ギュッと抱きしめてくれた。


赤「俺は、Aの為だけに生きる。だから、頼ってくれないか？」


そんな征の言葉が心に響く。

赤「わかったな？」


優しく、髪に触れてきて、キスをする。


これから、何が起こるか本当に分からないな...。

警戒しておかないと、また泣かせてしまうな。

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