4話 ページ5
御幸「ふぅ〜。 疲れたなー。練習ハードすぎ笑」
夏「嬉しそうじゃない?今年の夏ももうすぐだね。」
御幸「おう。やっぱこの時期が一番ワクワクすんな?笑 」
夏「こっちは御幸がちゃんと打てるかヒヤヒヤだけどね〜」
私、ほんと可愛くない泣
笑顔で頑張って♡って言いたいのにぃー!
御幸「うるせー笑 連れてくよ。。。。ちゃんと。
夏を甲子園に。 チャンスはあと二回しかないからな」
夏「え?///// 覚えてたの?」
中学一年の冬、寒い中道路で素振りしている御幸の隣でじっと見てた。 そしたら急に、高校生になったら甲子園に連れてってやるよって今より15センチも小さい御幸が約束してくれた。
クラスが離れてからあまり話せなくなったのもあって忘れてるって思ってた。。。。
御幸「ちゃんと覚えてるよ。あ、でもその約束だと春でもいいのか?笑笑」
夏「ダメ! 夏の甲子園!」
御幸「だよな?笑」
その笑顔が御幸を好きな気持ちを加速させる。
反則行為だ、、、、
御幸「送ってやるよ。 帰ろうぜ!」
夏「うん///」
ドテーーーッ
痛いっ、、、、、、、
帰り道の土手を歩いてると石につまづいてこけてしまった、、、、///// 恥ずかしい泣
御幸「おい!大丈夫か? 夏?」
夏「見ないで//// 先に帰っていいから泣」
御幸「バーカ。 ここで帰る男がこの世にいるわけねーだろ? ほら、立てるか?」
夏「恥ずかしい泣」
御幸「運動オンチは素直に頼れ! 」
私を軽々持ち上げてベンチに座らせてくれた。
大きな手、身体、カッコいい顔、、、、私の体温はどんどん上昇し心臓もバックバク、、、、。
夏「あ、ありがとう////」
御幸「あーあ。足から血出してんじゃん。お前んち救急箱ある? ちゃんとしねーとばい菌入るな。
よし、おんぶしてやるから早く乗れ!」
夏「え? 無理無理無理! 重いから!ヤダヤダヤダ!」
ちょっとほんと心臓もたない!無理だよー泣
御幸「ごちゃごちゃ言うな!お前なんか重くねーよ!日々の筋トレ舐めんなよ?笑 ほら。」
御幸におぶってもらい家に向かった。
正直幸せすぎて嬉しすぎて顔がにやけてしまいそう。痛みなんてもう吹っ飛んでる。
大きな背中、、、、、 私の気持ち伝われーって後ろから念じてる。笑
こんなことされたら期待しちゃうよ。
私のこと好き?って、、、、聞いてしまいたくなる
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あーちゃん(プロフ) - ヒロインの名前は、固定なんですか? (2023年1月27日 18時) (レス) @page3 id: 5c50c73791 (このIDを非表示/違反報告)
らうどぼいす(プロフ) - すごい面白かったです!!!!!次の更新楽しみにしてます!!!頑張って下さい! (2018年6月29日 22時) (レス) id: 0132b395c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時:2018年6月25日 10時