◇一大決心 ページ50
…しまった。もう放課後になってしまった。
今のは嘘のメールだから!と送ろうとしたが、俺も話したいことがあってね、放課後少し待っててくれ。と言われてしまった。
嘘でしたごめんなさい!っていえば、許してもらえるかな?
すると、ドアがガラッと開いた。あ…赤○だ…
でも、赤○はバラの花束を持っていた。
…は?
しかも、バラは大量にある。
「赤○…?この花束なに?」
「…!ああ、一般的にはこうらしいから、準備したんだ」
準備?
「ちゃんと99本ある」
99本?バラの花束?
…昔乙女ゲームでやったことがある。花束を乙女ゲームの彼氏がくれて、意味を教えてくれる不思議なゲーム。
99本って…
「Aのことが好きだ」
告白…されてる…????
信じられなくて、赤○に何回も聞いてしまった。
「わたしを?」
「そうだよ」
「すっごい好きなの?」
「…ああ」
赤○は照れていた。
いつもの赤○とは想像つかない、余裕のない顔。
…ほんとに、好きなんだ。
わたしは涙が出てしまった。
「!?Aどうした!?そんなに俺の告白が…」
「逆だよ!!!!!」
わたしは赤○に思いっきり抱きついた。
「A…!?!?」
「赤○が好き!!!わたしも赤○のこと大好き!!!!」
幸せだ。わたしはこんなかっこいい人に好きと言われて、両思いになって。
「…ありがとう、嬉しいよ」
冷静に言ってる赤○だったが、耳まで真っ赤になっていた。
「…これからも、よろしくお願いします!!!」
と、わたしが言うと、赤○は笑って
「ああ、よろしく」
とだけ言った。
赤○の笑った顔は、とても綺麗だった。
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だいぶぎゅうぎゅうになりましたが、まだ書きたいことが書ききれてないので、続編に続きます!
ようやっと付き合いました!( ˆᴘˆ )
次回の続編は番外編やイチャイチャが多いです。
宣言通り、可愛い赤○君がでてきます!
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作者名:椛 | 作成日時:2018年9月24日 22時