赤○くんは、王子様で【赤/司征十郎】 (ページ43)

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◇珍しすぎる赤○の風邪3 ページ43

ということでわたしも休みになった。

赤○は医者に診てもらったら、疲れからくる熱で、休めばすぐ治るらしい。とりあえず一安心。

…なんで私まで家帰ってきちゃったんだろう。

…でも、赤○のことを放っておけなかった。

赤○、顔真っ赤だったけど、すごいやらしかったな…

…落ち着け。落ち着け私！！！

「ん…」

「あ！赤○、起きた？」

「…朝か？」

「え？朝…だけど、もう10時過ぎてる」

「…俺学校行ったか？」

「え？おはようって私に言ったじゃん…」

「…記憶がない」

相当疲れているようだ。

「いや～珍しいこともあるんだね」

「すまない、迷惑かけて…ゴホッ」

「あ！大丈夫だから。横になってて！」

「ああ…ありがとう」

赤○は全てにおいて完璧だから熱なんて出すとは思ってなかった。

…人間なんだな、当たり前だけど。

でもたしかに最近は、生徒会の仕事だなんだで立て込んでてあまり早く寝てなかった感じ。

疲れも溜まっていたと思う。

「お粥、持ってきた！」

「ありがとう…」

というか、今日の赤○、顔真っ赤だし汗かいてるし目がとろん、としてて色気が超超超半端ない！！！！！

あーーー目のやり場に困る。

って、私は男子か。