◇急接近1 ページ25
「じゃあしんのすけには秋をお願いするね！」
「わかったのだよ」
「ち、ち、ちょっと！まってっ…！！！」
「はい決まりじゃあ勉強会しまーす」
きーくんの家で勉強会することになった。
テツにはわたし、ダイには赤○、きーくんにはむーみんと桃ちゃん、そして…秋にはしんのすけだ。
秋は、えっ！？なんで緑間くんと！？って言って焦ってたけど、次の恋だと思って無理矢理一緒にさせた。
「じゃあがんばろー、テツ」
「…まさか執事が教わる側となるとは」
「素直に喜んでくださーい」
「喜んでますよ！…ですが、……納得は行きません…昔からですが、僕はAさんよりかは絶対頭いいと思ってました」
「喧嘩売ってるの？数学やりませんけど！」
「しますごめんなさい」
ペコっとお辞儀をするテツ。…かわいいから許す。
最近ちょっと冗談ですよ、って言ってからかってくること多いけど、一体なんなんだろう？
かわいいからいいけど！
そしてわたしはテツに数学を教えていた。
「むむ…ちょっと難しいです…」
「テストで60点以上とれたらバニラシェイクを奢るよ」
「頑張ります」
単純…だ…
テツは単純だからすぐオッケーして数学を再開した。
「絶対60点以上とったらおごってください」
「はいよー頑張ってね」
そしてテツが問題を解いてる間、ちらっと秋としんのすけをみた。
「笹本、ここはこの公式を使うのだよ、化学式だ」
「かっ…かがくしき…？歌学式…？」
「今は理科を勉強しているのだよ！！！！」
「ひっ！ごめんなさい！！」
…けっこうスパルタなのだよ。←
でも秋は前よりかは話せるようになってる。よかった。
「…ん？顔が真っ赤だぞ」
「！！！あ、あっついんだ！！！！お、お茶もらってくる！！！」
「待て！！！！俺が持ってくるのだよ、笹本は問題を解いてろ」
といってしんのすけはお茶を取りに行った。
秋は問題を解かず
「…かっこよすぎ…待てって言われた…」
って小声で呟いてた。…めっちゃ好きじゃん。
30分後。
「そろそろ休憩にするか」
赤○の一声で、みんな休憩時間になった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「シヌ…」←
「ダイ…なの…？しおれてもやしみたいになってるけど」
「だいちゃん馬鹿だもんね！赤○くんで正解だったね！」
「あいつめっちゃ厳しいんだけど…」
「なにかいったか？青○」
「言ってませんアカシサイコー」←
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作者名：椛 | 作成日時：2018年9月24日 22時
