赤○くんは、王子様で【赤/司征十郎】

◇休日は1 ページ21

「明日、バスケ部の試合を観にこないかい？」

「ば、バスケ部の…？」

「ああ、俺は試合に出るよ」

「…そっか…」

休日外出るのめんどくさいな…

でも、赤○が出るなら赤○が試合でバスケしてるところみたいな、と思った。

「…わかった、行くよ！帝光の体育館？」

「ああ、第1でする。Aが観にきてくれるなら、気合を入れ直さないとな」

…なんだか恥ずかしくなってしまう。

「あ、そうだ！赤○お昼ある？」

「明日？お昼あるよ」

「私お弁当作るよ！この前作ってくれたお礼！」

「…！いいの？」

「う、うん、私が作っても味は保証しないけど、それでよければ！！！！」

「…よろしく頼むよ」

赤○は私をみて嬉しそうに笑った。

「でもひとりぼっちだと寂しいから、友達連れてっていい？」

「ああ、構わないよ」

「ありがと！」








ということで友達…秋も誘ってみた。

そしたら、

『カレシとデートじゃないし、家でゴロゴロしようと思ってたところ！いく！！！』

ってきた。ほんとにカレシラブである。


『赤○くんとも距離がなんかいつのまにか縮まってるじゃん！よかったね♡』

…はっ！？

いや、別にそうじゃなくて、誘われたからで…！！！

って、一緒に住んでること言っちゃダメなんだった…

答えに困った私はとりあえず

『うん』

とだけ返信した。









◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

1話からずーっと友達ってなってた子に名前がつきました！

笹本 秋 (ささもと あき)

*貴方と同じクラス

*他校にカレシがいる！合コンで付き合った



名前が被ってたらすいませんヽ(；▽；)ノ

◇休日は2→←◇親しい仲間5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す