検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:12,120 hit

番外編 付き合うまで ページ2

真顔に戻った赤司についてきて、黄瀬と逢坂が居るであろう教室の前へ辿り着く。

見えないように屈み、ドアに隠れる。


ドア越しでも声は届く。2人の会話が聞こえた。

「あの、俺、ずっと言おうと思ってたんスけど…」

「うん」

「…俺、Aっちが好きっス。
付き合って下さい!!」


少しの沈黙が流れる。


それが妙に気になった俺は隙間から覗く。

見えた光景は黄瀬が逢坂に頭を下げて、手を差し出している。所謂、プロポーズのようなポーズをとっているところ。
黄瀬の顔は見えないが、緊張しているのは伝わる。


逢坂は、

「うん。よろしく」

綺麗に笑って黄瀬の手を取った。






ガタッという男が聞こえた。
隣の、赤司からだ。
赤司からは真顔ではあるが、困惑や焦りが見て取れる。

まさかOKするとは思わなかったのだろう。
俺も驚いている。

番外編 付き合うまで→←番外編 付き合うまで



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
163人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 浮気 , 黄瀬
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:無月薄月 | 作成日時:2017年3月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。