第8話「カラ松の四次元ポケット？」 ページ9
鍋が終わってお風呂タイム
は、いいんだけどさ
「ねぇカラ松、それどっから出したの」
そう、お風呂に入らせて上がったら私が入ろうとリビングで待機してたら白いバスローブ姿で現れた
しかも赤ワインを持って
うちにワインないんだけど
「フッ…超能力さ、惚れたか？」
「むしろ引いてるかな」
「まぁ照れるなよ、カラ松ガール」
「お風呂入って来るね〜」
「！？」
うむ、兄弟たちが痛いって言ってんのが分かったよ
あれは相手にしてたらこっちが持たない
けど誘拐されてるのに心配しない程ではないと思うんだけど
「働かない我が人生 C'est la vie!」
「…聞こえてるんだけど」
ちゃぽんとお風呂に浸かると、リビングからカラ松の鼻歌が聞こえてくる
そしてクソニート発言も
…なんかギターの音聞こえてきたんだけど
え、なんでギター？
うちにないよね？どっから持ってきたのホント
まぁあんまり煩くしてないし…いっか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あがったよー」
「あぁ、おかえrブフォッ！？」
お風呂あがって水でも飲もうとリビングに行ったら、ギターを磨いていたカラ松が突然鼻血を出した
「え、どうしたの！？」
ティッシュ箱を慌てて渡すと鼻にぶち込む
だがティッシュはすぐ真っ赤になっていく
つか止まる気配ない
むしろ量増えてる？
「A…その恰好やめてくれ…！」
「え、なんで？普通だよ？」
タンクトップに長ズボン
普通じゃない？
今は暑いからタンクトップなだけでちゃんと長袖着るし…
「全くもう、童貞じゃないんだからー」
「……」
「……えっ」
無言で何も言わないカラ松
まさかの？まじで？
「ウッソぉ！？マジで！？」
「ぅぐっ…」
見た目は黙ってれば良いし、ちゃんとしてるからもう卒業してるもんかと…
「童貞に見えるか…？」
あ、落ち込ませちゃった
「いやいや、そうじゃなくてね？カラ松って黙ってればカッコイイからもうしてるもんかと…」
「俺のパンタロンルックに惚れるなよ…」
「『黙ってれば』カッコイイのに…」
更に強調して言うものの、カッコイイと言われ舞い上がってるカラ松には通じないし聞こえてないし多分聞く気もないんだろう
髪の毛を乾かしてリビングに戻ると、ギターを磨き終わって鼻血も止まったカラ松はウトウトしていた
てゆーかバスローブ寒くないの？冬だよ今
それと、眠いのに頑なにワイングラスを離さない根性は素晴らしいと思うよ
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星鴉(プロフ) - 夢主かっこよすぎですよ！！これからも読みたいです！！更新楽しみにしてます！ (2018年2月11日 23時) (
レス) id: 3edde29704 (このIDを非表示/違反報告)
ミリカ - このお話めちゃくちゃ面白いです！全然先が読めなくて、ドキドキしちゃいます！これからも頑張って下さい！応援してます(#^.^#) (2017年7月8日 9時) (レス) id: 144d912ef6 (このIDを非表示/違反報告)
ミリカ - このお話めちゃくちゃ面白いです！全然先が読めなくて、ドキドキしちゃいます！これからも頑張って下さい！応援してます(#^.^#) (2017年7月8日 9時) (レス) id: 144d912ef6 (このIDを非表示/違反報告)
かえ(プロフ) - 何回読んでも飽きないです！大好きです！！！風邪なのに読んでしまう（笑） 学校行きたくなくなりますね（笑） (2017年3月10日 8時) (レス) id: 6ee3d9804e (このIDを非表示/違反報告)
ひな - イメ画上手いです！って、お友だちに伝えられればいいです！ (2016年8月19日 17時) (レス) id: 80c812b5ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イバラ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ecfed04be15/
作成日時：2016年3月4日 22時
