【おそ松さん】次男、拾いました。

第7話「兄弟たち」 ページ8

それからカラ松は、頼んだわけではないのだが他の兄弟のことを話してくれた

長男おそ松
イメージカラーは赤で、デリカシーのデの字もないがやはり長男というだけあってしっかりしているところはあるらしい

三男チョロ松
イメージカラーは緑でアイドルの追っかけをしてるんだとか。ほぼツッコミしかせず兄弟の中では自称まともらしいが実際そうでもないらしい

四男一松
イメージカラーは紫、闇のオーラを漂わせてるしアタりはキツいしMでもありSでもある。でも根はいい子らしく、カラ松のことをなんやかんやで好き？っぽい

五男十四松
イメージカラーは黄色で野球大好き人間。何考えてるか分かんない突拍子もないことしかしない子。でも憎めない

末っ子トド松
イメージカラーはピンク、表面はあざといけど裏は誰よりも黒くて汚い。女の子とよくデートにいくんだとか

まぁサラリとまとめるとこんな感じなのかな？

他にもたくさん話してくれたけどね


「それにしても…Aは俺を住ませていいのか？」

「え、なんで？」

「彼氏とかいたらヤバいだろ」


心配そうに眉をひそめるカラ松に、アハハと笑いながら、私みたいなの好きになる物好きはいないよーと言った

すると、カラ松は納得いかないような素振りを見せる

なんで納得してないの？


「いや…だとしてもだ。俺は男だぞ？お前は女。襲われても文句言えねぇぞ？」


なんだ、そんなに私が心配なのだろうか


「カラ松は会って間もない女を食うほど肉食なの？」

「っそれは流石にないが…」

「まぁカラ松って肉を肉でまいて食べる肉食系肉男子って感じするけどネ」


何故わかった！という顔をされてもですね…

服装とか見ればなんとなーくこういう人なんだなとか分かるよ

あんな服装してる人が草食だと思う？

私は思わないね


「それに、私そこらのか弱い乙女じゃないもの」


これはほんと

私は恥ずかしながら、昔は若気の至りで不良になっていた

喧嘩もめちゃくちゃしたし、ヤクザとも張り合ったりしてた

だから悲しきかな、可憐な女の子のようにか弱くはないのだ

まぁ悲鳴あげてるだけの女がイヤだっただけだけども…

でもそっちの方が男ウケいんだよね！！！

ちくしょう！！！


「というか、彼氏がいたら今頃毎日楽しいってー…そういうカラ松こそ彼女いないのー？カラ松ガールってやつー」

「フッ…カラ松ガールにはもう少し待っててもらうことにしたんだ」


それ絶対彼女じゃないよね…(汗)

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