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入学式の絶望 ページ2

おそ松「1…」

カラ松「2…」

チョロ松「3…」

一松「4…」

十四松「5…」

トド松「6…」



見事に兄弟順に組分けされた俺達は


俺とチョロ松は北高

カラ松と一松が東高

トド松と十四松が西高と

これまた、きれいに分かれた。







チョロ松「はぁ…。やっと、喧嘩から抜け出せると思ったのに…。」



トド松「全くだよ!
なんで、か弱い僕が喧嘩しなくちゃいけないの!!!」


おそ松「まぁ〜仕方ないんじゃーん?
滑り止めで受かっただけでもいいほうっしょ」


チョロ松「僕は推薦通ってたのに
長男の喧嘩巻き込みくらって取り消しになったんだよ。
推薦通ったから勉強もしてなかったし…」



おそ松「いやいやー!あれは、十四松と一松がげんいんだかんねー」



十四松「あははははっ
ごめんなさいくろ〜」



一松「あいつら殺し損ねた…。」



チョロ松「いや。殺したら僕たち犯罪者だから」

カラ松「だが、ここに入ったからには
俺達は明日から敵…


つまりは拳をぶつけ合わないといけないわけだが…」





おそ松「ひゅー、おもしろそーじゃーん♪」

チョロ松「どこかだよ!」





おそ松「一回でいいから兄弟とやりあってみたかったんだよね〜」




トド松「うそでしょ!怖いよ!おそまつ兄さん」







おそ松「まぁー、俺にボコられないようにがんばるこったなー(笑)」








チョロ松「あっ!ちょっ…」









チョロ松がひき止めるのをきにもしないで

前にあるきだした









学校なんてクソだと思ってたけど









おそ松「めっちゃ、テンションあがっちったぁああぁあ!!!!」







チョロ松「うるさいっ!!」








おそ松「あだぁ!っ」



大声を出したためかチョロ松にげんこつをもらった









おそ松「明日から俺の相棒だってのに手ぇあげるとかなくねぇ!?!」



チョロ松「よそはよそ、うちはうちです。」




おそ松「いやなに!?その母親が子供からものねだられたときの言い訳みたいな理由!?!」







カラ松「相変わらず仲がいいな」




トド松「昔からだよねー。いっつも二人でさ」





十四松「僕、あの二人の後ろ姿大好きー!」




一松「…俺も…。」









チョロ松「ちょっとー?遅いよー?」









六つ子はまだ知らない。




兄弟が兄弟の拳で血の色に染まることを…

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作者名:リィ | 作成日時:2016年12月14日 21時

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