まーたビミョーなところで終わってしまった...九話 ページ9
二つ目は屋上で会った彼らのことだ。
私は謝りに行こうか行かまいかを悩んでいた。
彼らから突っかかって来たので謝りに行く必要はないだろうと思いつつも、私も気が立っていたとはいえあの態度はどうかとも思っているのだ。
だが謝りに行くのはとしてもいつ謝りに行けばいいのだろうか。
彼らとて暇ではないだろう。
彼らはテニス部員なのだから。
そうなるといつ謝る?昼休み?通常の休み時間?放課後?どこかでばったり会った時?
そんなことを考えていた所為で授業に集中することができなかったのだ。
まぁほとんどは蘭華にどう謝るかについてだったけれど。
そのため気が付いた時にはSHRが始まっていたのだ。
今はSHRも終わり放課後だ。
蘭華が可愛らしい笑顔で私の元にかけてくる。
蘭華が私の元に来て「へへっ」っと少し笑い会話が始まろうといているところに声がかかった
勿論蘭華ではない。クラスメイトの女の子だった。
彼女曰く呼ばれていたから声をかけに来たそうだ。
私が「ありがとう。気をつけて帰るんだよ。」と声をかけると、頬を染め「それじゃあ!」と走って去っていってしまった。
…そんなに急いでいたのか。
引き止めてしまって申し訳なかったな...
蘭華「呼ばれてるって誰に呼ばれてるのかな?」
A「わからない。蘭華には悪いんだけれど少しここで待っていてくれないかな?」
蘭華「うん!わかった!」
蘭華をまたせないためにも早く用事を済まさねば。
私が廊下に出ると今一番会いたくない方々にあってしまった。
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作者名:スイカ食べたい。 | 作成日時:2018年3月19日 19時