どたばた生徒会,さーど！【stpr】

おしおき ページ11

Aside


『っえ、あの、会長…』


る)…


るぅと会長は無言で私を抱えたままで
人気のつかない場所に下ろした




なんで室内プールの中にこんな場所が…


ベンチあるし…



る)おい。


ここでやっと声を発したるぅと会長



いつもより声がワントーン低かった



少し気まずくて、下を俯いた



瞬間




ｸﾞｲｯ



るぅと会長に顎クイというものをされた


その髪は水に濡れていて、少し滴ってくる


ﾄﾞｯ


うぉお…


水も滴るいい男って奴か…


少し濡れている会長は、何だかいつもより
どこか大人びていて。



『…るぅと会長』


る)俺に心配させたお仕置。



ﾄﾞｷﾝｯ


ふいに出る俺呼び


不覚にもドキドキしてしまった


でも、こういうとこ腹黒出てるよね


る)余計なこと考えるな＿ﾁｭｳｯ


『んっ…かいちょぉ…』


びっくりして変な声が出た


る)煽ってる…？///いいの？止まらないよ…？


顔を赤くして言う


『ｯや…会長…』


る)そんな顔がそそるんだよ、バカ


ｶﾞﾘｯ

『ｯあ…』


首筋に噛みつかれる


痛いんだけど、少し優しい



でも、頭がぼーっとしてくる


何も考えられなくなってきた


る)…ふふ、その顔いいね。もっと見せて


『ｯちょ…会長…？』


ﾄﾞｸﾝ


いつもより大人びている瞳に魅入られる


ｸﾁｭ…ﾁｭｳｯ…


『ん、んんっ…』


やばい、るぅと会長オオカミだ



今日私、死んじゃうわ…

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