落ちこみ ページ26
｢…………｣
『？』
お風呂上がり、私はタオルで髪の毛を拭きながらリビングに行くと紙に向き合っているレオくんがソファーに座っていた。
それだけならいつもと変わらない。けれど今日は……なんだろう、落ち込んでるように見える。私のただの思いすごしかもしれない。だけどやっぱり何処か悲しげに見えてしまう。
私は静かにレオくんの隣に座る。レオくんに何があったかを聞けるほど私の精神は強くない。でも、やっぱり推しだし、一人の家族としても気になってしまう。
勇気を振り絞って聞くしかないよね……？私は決心して震える声でレオくんに話しかける。
『ぁ、あのレオくん何かあった？』
裏返った声に私は恥ずかしさを覚えるが、取り敢えず聞きたいことを聞けた私を褒めようじゃないか、よくやった私。なんて心の中で自分を拍手しながら褒めたけれど
｢なにが？｣
『あれっ？』
レオくんはきょとんと私の方を見てそう言う。あれ？待って、私の勘違い？嘘でしょ？私はみるみると顔に熱が集まるのが分かる。
『えっと、その、レオくんが落ち込んでるように見えたから……』
私は恥ずかしさで死にそうになりながらレオくんにそう説明する。あぁ勘違いだったなんて恥ずかしすぎて死にそうだ。もういっそ殺して欲しい……
そんなことを思いながらレオくんの方を見てみる。
『レオくん？』
すると、レオくんは今度はあっけらかんとした表情を私に見せる。その表情最高に可愛いね、今すぐ撮って二十一世紀美術館に飾ろう。多分被害者が沢山出ると思うけど。
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りむ。 - こちらこそ、すてきなさくひんありがとうございました！！ (2021年3月25日 8時) (
レス) id: 76d2fea91c (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - ぽぽ様の作品をいつも拝見させて頂いてます。ここがぽぽ様の憩いの場、ストレス発散出来る場所となるように願ってます。あと、いつも楽しく作品を見させてもらってます。これからも執筆活動頑張ってください！私はぽぽ様の味方です！ (2021年2月23日 11時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
詩帆(プロフ) - ぽぽさんは、強いと思います。きちんと向き合えるから。だから負けないでください。! (2021年2月21日 18時) (レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
詩帆(プロフ) - 離婚してからも、母は私達子供とは何度か会いましたが2年前から全く会っていません。愛想を尽かしたのでしょうか… (2021年2月21日 18時) (レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
詩帆(プロフ) - けど、お父さんは私達子供が好きだったみたいで… 挙句の果てには、母は浮気しました。 (2021年2月21日 18時) (レス) id: 46695abdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2021年1月26日 0時
