1話 ページ2
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突然だが、私は今泣きそうになっている。
それは何故か。
ハッサク「皆さんの担任になったハッサクです。皆さん、よろしくお願いしますですよ。」
…わかったかね?
た ん に ん が お し じ ゃ な く な っ た 。
私は奇跡…いや、運命的に1年も2年も担任はだーい好きな推しであるジニア先生だったのに…!!
とうとう外れてししまったァー!!!!
「ジーザス!!!!!」
ハッサク「サクリファくん。担任がジニア先生ではなくてショックなのは分かりますが、大きな声を出さないようにしてくださいね。」
「すんまそーん。」
生徒1「先生ー、こいつ反省しとらーん。」
「おいてめコラ。」
クラスメイトからすごい笑われ、ハッサク先生には呆れられた。
でも仕方ないじゃん!!!!
それくらいジニア先生が好きなんだもの!!!!
そう…あれは確か…私が入学したての頃…。
生徒1「(なんか始まった。)」
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『ここがグレープアカデミー…。』
長い長い階段を登り終え、大きなモンスターボールのオブジェを見つめる。
リュックに入っている6個のモンスターボールを撫で、一からトレーナーとしてのあれこれを学ぶため、アカデミーに足を踏み入れた。
そして入学式を終え、いよいよ教室に入る。
色んな年代の人たちがいるなーと思っていると、扉がガラッと開いた。
入ってきたのは、なんだかだらしなさそうな、ヘンテコメガネの白衣の教師。
うわ、なんかサイコそう…と思っていたが、それは大きな間違いだった。
ジニア『どおもどおも、皆さんはじめまして!僕はこの1-Aの担任のジニア先生でえす。教科は生物を担当してまあす。これからみんなと仲良く出来たらいいなあ。』
そのほんわかとした笑顔を見た瞬間、私は心の中で土下座した。
めちゃくちゃ可愛いんだけどこの先生。
え、この可愛い可愛い先生がポケモン図鑑作ったの?
え、図鑑30種類でこんな可愛い反応すんの?
___________あ、もうダメだ。
『やばい…超好き…嫁に来て…。』
ジニア『…はぇ?』
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というわけで、私はジニア先生が大好きなのである。
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作者名:七瀬 | 作成日時:2023年1月19日 4時