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#014 無事終了 ページ14

普通に終わるのは面白くないので私が突き飛ばし、リモコンのスイッチを押させた。


敦「あ」

「「え?」」


「「うわあああ!!?」」


敦「爆弾!!あ、あと5秒!?」


あと5秒でこの部屋…否、このフロアが吹き飛ぶだろうねぇ(笑)


太宰『却説。どうするのかなあ?中島くん』


「なっ…!?」

織田作「は…?」


なんと中島くんは爆弾の上に被さっていた。真逆凜桜の云っていた爆弾を防げる方法を取ったのか。

まあ、その爆弾偽物だけどね。


シーン……



敦「……?」


いつ迄も爆発しないのが不思議に思ったのか、恐る恐る目を開けると、彼の前に凜桜達が立っていた。


国木田「やれやれ……莫迦だとは思っていたがこれ程とは」

「身を呈して迄人を護ろうとするなんて
カッコいいね、敦くん」

織田作「大丈夫か?」


太宰『うふふ…。彼には自 殺愛好家(マニア)の素質が有るのかもね…♪』


もし彼があの世に来たらオススメしてあげようか



敦「え、あ、あの…これは…?」

「ん?ああ、これはね君の入社試験だ。」

敦「入社……試験?」


福沢「そうだ。」


威厳と品位を兼ね備えた低い声を出し、こちらへ向かう着物の男性──



国木田「社長」

敦「しゃ、社長!?」


福沢「そこの太宰めが『有能なる若者が居る』と云うゆえ、その魂の真贋試させてもらった。」


あんぐりと『開いた口が塞がらない』状態の中島くんが凜桜を見る。


「君を社員に推薦したのだけれど如何せん君は区の災害指定猛獣だ。保護すべきか社内で揉めてね。」

国木田「で、社長…。結果は」


社長さんは中島くんを一瞥してこう云った。


福沢「太宰に一任する」



敦「え、えっと…つまり…」

「ようこそ、中島敦くん。」



武装探偵社へ

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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時

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