検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:34,424 hit

#011 中島敦の入社試験 ページ11

谷崎「嫌だァ……もう嫌だ……ぜんぶお前等の所為だ……『武装探偵社』が悪いンだ!社長は何処だ!?早く出せ!でないと──


爆弾で皆吹っ飛んで死んじゃうよ!」



ガタガタと小刻みに震え乍ら爆弾のスイッチらしき物を握りしめる爆弾魔(谷崎くん)人質(ナオミちゃん)

君等やけに演技上手いね?


「ありゃま…」

織田作「如何云う経緯だ?」

国木田「怨恨だ。犯人は探偵社に恨みがあって社長に会わせないと爆破するぞ、と」

織田作「まぁ、探偵社(ここ)は感謝と共に色んな恨みも買うからな。」


と、涼し気に云う織田作だが、その顔には少し乍ら焦りが見えた。


……君も、いつからそんなに演技が上手くなったんだい?


「あー…あれ高性能爆薬(ハイエクスプロシプ)だ。この部屋くらいは吹き飛ぶよ。」

敦「ええ!?そんなぁ…!」

「爆弾に何か被せて爆風を抑える、って手もあるけど、この状況じゃあね……」

織田作「もういっその事社長に会わせてみればどうだ?」


あ、実を云うとこの立て篭り事件は全くの嘘。
これは中島くんの為に作られた茶番。

……に、しては皆演技上手いよねぇ……

#012 解決未遂?→←#010 朝の光景



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
93人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。