#012 解決未遂? ページ12
三人は顔を合わせてバッ、と構えて──
ポンッ
ポンッ
ポンッ
勝負は決まったね。国木田くんが行かなければならない。三人は『じゃんけん』で、あの爆弾魔の説得を誰が行くか決めたんだ。
凜桜はニコニコと。織田作は無言でグッ、と親指を押す。心做しか「頑張れ国木田」と聞こえる。
国木田「おい、落ち着け少年」
谷崎「く、来るなァ!吹き飛ばすよ!」
バッ、とリモコンを翳すと国木田くんは両手を挙げて降参のポーズをとる。
谷崎「知ってるぞ。アンタは国木田だな、アンタもあの嫌味な『能力』とやらを使うんだろ!?妙な素振りを見せたら皆道連れだ!!」
「……探偵社に私怨を持つだけあって社員の顔と名前を調べてる。社員の私や織田作が行っても余計警戒されるだけ……
織田作「じゃあ社員じゃない奴に行ってもらえば良いじゃないのか?……なぁ?」
ポンッと中島くんの肩に手を置く織田作。
敦「……え?」
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もっぴい - 自己紹介が、細かく書かれてていいなと思いました。これから、頑張ってください! (2019年8月28日 23時) (レス) id: 1e3d085ec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三ノ宮凛桜 | 作成日時:2019年8月28日 20時