もしも....なお話４ (ページ1)

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去年も全中会場には
お弁当作って行ったけど

今年は何だか気分が違う

勝って欲しいって思えるから...
皆頑張ってるから

青「そういや、テツって試合初出場の時
緊張しまくりでいきなり転んで鼻血だしたよな？」

黒「⁈」

緑「そうだったのだよ。
開始早々虹村主将と交代だったな」

黒「そ....そんな事思い出さなくても....
てか、先輩の前で言わないで下さい！」

あわあわと慌ててるのかな？
黒君が珍しく慌ててる様です

『そうだったの？
でも、初めての大舞台って緊張するものでしょう？』
ふふっと笑い、皆にスポドリを渡す

『いよいよ明後日からだもんね』
虹村君にスポドリを渡すと

虹「でも、勝利以外は目指していませんから。
先輩も」
そこまで言うと、言葉を止める
私は微笑んで

『応援するから....楽しんで勝ってね？』
虹「はい‼」

紫「キャプテン、ズルい～」
緑「そう言えば主将はA先輩が...」
黄「優勝したら告白！とかっスか⁈」
青「おぉ！そりゃ～どうなんだろうな！」

そんな話を遠くから聞く二人

赤「逃げて来たのかい？恥かしい暴露話から」
クスっと笑う赤司の隣に黒子が座っている

黒「皆酷いです...」
赤「皆、テンションが高い様だ
試合当日に下がらない事だけを祈るよ」
立ち上がると空の水筒を持って先輩の元に行く