もしも…なお話7

第2Q終了 ページ13

しばらくすると青峰君が登場
顔はよく見えないけど...
たくましくなってるし…
黒くもなったのかな？…とか思ったり

それからあっという間に第2Qが終わってしまった
周りの観客はザワザワと騒いでいるけど、2人にとっては

「青峰は手を抜いているのだよ」
「青峰っちの動きはあんなもんじゃないっスよ」
って、返ってきた

そうなのね？
私が知らない間の成長は凄かったって事だよね？
まぁ、今ここに居る2人も凄い2人なのだけど…

ジッと2人を見上げていたら
黄瀬君が私の視線に気付いてこっちを向き

「どうしたんっスか？Aっち
てか、何で今回も離れた場所にいるんっスか？
今回は緑間っちと待ち合わせでもしてたんっスか？」

俺を呼んだのに？って言いながら緑間君を指さすと

「待ち合わせなどしていないのだよ！
勝手にこの人が現れたのだよ！」
と、食い気味に怒るから間に立って黄瀬君を見上げて

「座る場所がなくて彷徨って、心細いなぁ〜って思ってたら
なら、黒君が黄瀬君は呼べば来るって言ってたのを思い出して
本当なのかな〜って呼んで歩いていたら緑間君が居たの

というか…黄瀬君本当に来たけど…偶然？」

首を傾げて黄瀬君に問うと微笑んで

「Aっちの声は聞こえるっスよ？どこに居てもわかるっス
だから、いつでも呼んでくださいっス」

ポムっと私の頭を撫でる黄瀬君
そんなに耳が良いの？

きょとんとした顔をしていたらしい私を見て緑間君が

「……はぁ…貴女は本当に…」
と、小さく吐き出し
頭に乗っていた黄瀬君の手を払った

青峰君はー→←誠凛VS桐皇　

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