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第八話(狸桜) ページ10

翌日、学校へ向かうために玄関の戸を開くと、私は絶望を覚えた。

何をいってるのかって?それはね……

ま「一緒学校行きましょう!」

「なぜここにいる……」

生徒会の方々が何故我が家の前に居たからだ。

そ「え?だって家判明したんだから当たり前でしょ」

「常識でしょみたいに言わないでくれる?」

すると、その場の皆が「えっ」と驚いて見せた。
いやいや、こっちが"えっ"だわ。

「あれ、そういえば副会長いなくない?」

坂「あ〜、友華迎えいったで!」

ま「逃げたのかなぁ?だっていつもこの時間に迎えに来るはずなのに……」

そう悔しそうにいうまふまふさん。
……いや、なんで知ってんだよ

ま「あ!ストーカーじゃないですよ!ご近所さんに聞いたんです!」

「いや、何のために」

ま「愛の保護者ですから!」

「またの名をストーカーな。」

そんな話をしていると甲高い悲鳴が聞こえてきた。

『イニャーーーーーーー!?』

「声高いしうるさい。」

『いや、そんなことより助けて?』

そう言ってこっちを見てくる友華。
すまんな、無理だ。てか、なんでおんぶされてきてんだよ……。

う「……身長何cmだよ、お前。」

『え?僕ですか?……160ですけど』

友華がそういった瞬間、副会長は顔に絶望の色を滲ませた。

ま「さぁさぁ!皆さん揃いましたし、学校行きましょう!」

坂「おー!」

そ「お〜」

まふまふさんの合図に元気よく「おー!」という坂田さん。それと対象に気だるげに言った生徒会長。
温度差が凄すぎて風邪引くかも。

天「うらた〜ん?友華ちゃん?行くよー」

『はぁい……』

そう覇気のない声でいう友華。
死にかけじゃん。笑えるわ。

そ「家近いせいで10分しかないけどね。」

う「俺クラス違うから寂しいんだけど」

ま「まぁ、そのために選んだらしいですからね〜」

坂「えー、俺もここら辺引っ越そうかなぁ」

天「さかたんはもとから結構近いでしょ」

坂「あっ!そうやった!」

そんな会話をしている生徒会共。
一つ言うなら坂田さん自分の家の場所忘れるって阿保でしょ。

『いやだ、学校行ったら死んじゃうよ……』

「いやなんで。」

『生徒会と登校なんて女子が許してくれるわけないじゃん』

そ「いや、友華も生徒会だからね。」

『そうでしたぁ!』

そういうと、最初以上に顔が暗くなる友華。
いやぁ、平和な日々なんて話しかけられた時点で終わってたんだよ……

う「あ……学校ついたぞ?」

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ちょこ - 更新が止まってます!戻ってきてください!続き楽しみに待ってます!(´;ω;`) (2022年5月25日 17時) (レス) @page22 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
狸桜(プロフ) - 死椿さん» やったーww (2020年4月28日 18時) (レス) id: defbb4a183 (このIDを非表示/違反報告)
死椿 - ドンマイwwまぁ、面白かったからセーフよw (2020年4月28日 18時) (レス) id: 5cfd522311 (このIDを非表示/違反報告)
狸桜(プロフ) - 第十話自分で言うのもなんだけど、内容薄いなぁ。 (2020年4月28日 18時) (レス) id: defbb4a183 (このIDを非表示/違反報告)
狸桜(プロフ) - れもんさん» ま「えぇ!?そ、そんなに似てるんですか!すごいです!」坂「えっ、それって運命ちゃう?」う「テンション高いな、お前ら」そ「まぁ、すごいんじゃないかな?こういう性格の子ってなかなかいないと思うから」天「じゃあ他の人より少しリアルに読めるね!」う「メタい」 (2020年4月23日 15時) (レス) id: defbb4a183 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狸桜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月11日 10時

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