最強の司令塔

烏野vs青藍 ページ8

青藍side






烏野高校



厄介な学校


底無しの体力を持つオレンジくん


完璧なコントロールを持つセッター


頭がキレそうな眼鏡くん


瞬発力の坊主くん


大人みたいながたいのエースくん

チームの守護神であるリベロくん

土台を支える主将


その他にもベンチには数名の控え
　
羨ましいくらいの人員だね

今でも十分だけどまだまだ伸び代のだらけのチーム

特にあの変人速攻は彼らの最大の武器だ

あんなもん烏野にしか出来ない

それくらい特別な武器を烏野は持っている




21対24


このままトドメを刺すのも悪くない

けどさ

そんなのつまらない





七瀬「西川くん、足速いよね？」





西川「あぁ、まぁ」





七瀬「次俺が合図出したらコートの端から端まで全力で走って」




西川「まさか！七瀬さん、俺には無理ですよ！」





無理だなんて事軽々しく口にするんじゃないよ1年生





七瀬「まさか西川君は僕が試合で失敗するとでも思ってるの？」




いや、走ります！そう言って持ち場に戻った西川


さぁさぁやるよ


烏野のサーブを九条がレシーブで返す

八谷「チャンスボール」

七瀬「走れ！」


俺の声と共に西川君は思いっきり走る

ネットまで踏み切り

手を振り上げる



安心しな。俺がトスをあげるんだよ。君は打てばいいだけ




タイミング



角度



ドンピシャ




ボールは勢いよく。烏野コートに落ちる。


全ての音が止まった


烏野チームは勿論


俺らのチームでさえポカーンとしてる





七瀬「これでもうビビるもんはねーだろ」






俺の声だけがコートに残った


普通の学校にはあんな変人速攻真似できない


"普通" の学校はね





21対25




青藍高校初勝利



ペナルティー回避！

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