30/イレギュラー門編:門の正体と駆除 ページ30
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「‥‥‥!?何だこいつは!?トリオン兵‥‥!?」
「詳しくは私が説明しよう」
そういってレプリカは指輪からにゅ〜っと出てくると迅に挨拶する
「はじめましてジン。私はレプリカ。Aのお目付け役だ」
「おお、これはどうもはじめまして」
「これは隠密偵察用の小型トリオン兵“ラッド“ただし門発生装置を備えた改造型のようだ。
昨日と一昨日の現場を調べたところバムスターの腹部に格納されていたらしい。1体掘り出して行動プログラムを解析してみた
ラッドはバムスターから分離した後地中に隠れ、周囲に人が居なくなってから移動を始め散らばっていく。
人間の多い場所付近で門の起動準備に入り近くを通る人間からすこしずつトリオンを集めて門を開く
ボーダー隊員の近くで門が開くことが多いのは高いトリオン能力を持つ人間からは大量のトリオンを得られるからだろう」
「じゃあつまりそのラッドを全部倒せば‥‥‥」
修の言葉にAは困ったような顔をする
『いや〜〜〜きついと思うよ』
「ラッドは攻撃力を持たないいわゆる雑魚だがその数は膨大だ。
今感知出来るだけでも数千体が街に潜伏している」
「数千‥‥!?」
『全部殺そうと思ったら何十日もかかりそうだね』
A達がどうするべきかと悩んでいると迅がラッドを持って言った
「いや、めちゃくちゃ助かった。こっからはボーダーの仕事だな」
ラッドをボーダーに持ち帰ると上層部に連絡し迅の指揮のもとC級隊員まで動員した小型トリオン兵の一斉駆除作戦が昼夜を徹して行われた
そして‥‥
「反応はすべて消えた。ラッドはこれで最後のはずだ」
「よーし作戦完了だ!皆よくやってくれた!おつかれさん!」
ラッドが消えた事を確認すると迅は作戦が完了したことを全員に伝える
「これでもうイレギュラー門は開かないんですよね?」
「うん。今日からまた平常運転だ」
迅の言葉に修は間に合ってよかったとホッと一息着く
31/イレギュラー門編:ツケはオサムによろしく→←29/イレギュラー門編:迅さん
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マーマレード(プロフ) - 林檎?さん» ありがとうございます!!受験終わったのでこれから頑張ります!!目指せ!アニメ追い越し!!(まだボーダーに入ってすらない) (2021年3月24日 23時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード(プロフ) - イチゴさん» コメントありがとうございます!!楽しみに待ってくださってる分更新頑張りますね!これからもっとキャラ達と絡ませていこうと思うので待っててください! (2021年2月25日 20時) (レス) id: 4eefa391b4 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴ - 遊真成り代わりしかも愛され最高です!!!続きが楽しみです。 (2021年2月25日 9時) (レス) id: 5b2dfbf1b2 (このIDを非表示/違反報告)
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