姑蘇藍氏のお嬢様 (ページ2)

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迷子ページ2

ある日姑蘇でとても可愛らしい女の子が産まれました。

名は藍藍

皆に愛されながらすくすくと育ちました。

兄弟ということで藍曦臣、藍忘機に会うことを許されていました。

藍忘機とはよく一緒に母に会いに行っていました。

女子ということもあり母親に会う回数は2人よりは多く、すごく懐いていました。

6歳の時、藍藍は数人の護衛付きで蓮花塢に行きました。

ですが護衛達とはぐれてしまい、1人で途方もなく歩いていました。

そこで魏婴と出会ったのです。

藍

「どうしましょう、、、ここが何処だか分からないわ」

ふらふらとしていると自分より一回り小さな男の子が話しかけてきました。

魏婴「ねぇ、お姉ちゃんまいご？」

「！、えぇそうなの、、！貴方もまいご？」

魏婴「うん！ぼく江おじさんたちと来てたのに、はぐれちゃって、ｸﾞｽｯうわぁ〜〜ん！！」

(1人)「泣かないで、お姉ちゃんと一緒にその江おじさんを探しましょう？見つかるまでそばに居るわ！」

魏婴「……ほんと？」

「えぇ、ほんとよ！だから泣き止んで」

魏婴「うん！」

ここが何処か分からないけれど、一緒に探したらきっとみんなも見つかるわ

「貴方名前はなんて言うの？」

魏婴「阿羨だよ！阿羨ってよんで！」

「分かったわ笑笑阿羨よろしくね！」

魏婴「うん！」

1時間程たったかしら、全然見つからないわ…

？？「阿羨！！！」

阿羨「！！師姉！！」

？？「お前どこいってたんだ！！すごい探したんだぞ！」