貴方の傷に寄り添う

STORY70 ページ22

金木「あ、色々あって...変ですよね。」

万丈「や...ヤモリの野郎はどうした...！？アイツら結局俺らの事までぶち込んで...！今奴は...」


金木「あ、倒しました。生きてても戦える状態じゃないと思いますよ。」

万丈「な...倒したってお前1人でか！？」

金木「はい」

「あの、ケイさんとコウトくんは...」

貴女「...残念ですが…2人はヤモリに...」


万丈「...チクショウ俺のせいだ！何も出来なかった...！能無し野郎だ。...すまねぇケイさん...コウト...」

金木「万丈さん...もう自分を責めないでください...僕がみんなを守りますから...もう誰も殺させない」


万丈「カネキ...」

俺には何があったが分からないが...

なんて強くて悲しそうな声なんだ。





貴女「...」


兄さん...




〜〜〜



西尾「おい、単細胞女」

董香「うるせぇよ色ボケメガネ」

西尾「あぁ！？」


西尾「やっぱりテメェ糞ムカつく！」


董香「てめぇに言われたくねぇよ！！」

西尾「ケッ...毒づく体力あるじゃねぇか！クソ女」



董香「...フン...なぁ錦
アイツら今どこにいるんだろうな」


西尾「さぁな...探すしかないだろ。闇雲だけどな...って董香！」


董香「！？」

西尾「...クソ...間抜けが周り見ろよ...！」
錦はとっさに私から赫子の攻撃で被弾した。
董香「錦...！」


絢都「馬鹿姉貴...何しに来た？あぁ？」


董香「...絢都！」

絢都「トーカ...なんでお前がここにいるんだ？真逆お前アイツら助ける為来たのか...ありえねぇ...どこまで腑抜けになっちまったんだ？トーカ」


董香「あんたと離してる暇なんかない！どきな！絢都！」

絢都「ハッ！まぁいい教えてやる。あの女は知らねぇけど眼帯の方はヤモリって喰種と一緒だ。」

董香「...！」


絢都「元々アイツは俺の部下って事になってるが、俺にはあんな雑魚いらねぇ。ヤモリは小芝居までしてアイツのこと手に入れたがってたみてーだから、ほっといた。ヤモリは拷問マニアの変態野郎だ。女は幽閉されてるが眼帯の方は...とっくに死んでるぜ。無駄骨だったな、とっとと帰れ、マヌケ」

トーカ「絢都...てめぇ！」

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