怪盗たちの恋愛事情。８【黒羽快斗 / 業火の向日葵】

３７６とお話 ページ38

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皆様、お久しぶりです。
缶コーヒーです！！


長い期間休暇しており
更新ができず申し訳ありません。



既に2話更新しておりますが、
これより再開致します。




ところで皆様、映画はもう観られましたか！？！
私2回見ました(๑′ᴗ‵๑)
ピンガ推してしまいそうです、、


また、紺青の拳後に今回の映画のストーリーを
作成しようかなとも考えています！

もちろんキッドクイーン出しますよ(｀･ω･´)






以上、ご挨拶とお知らせでした。

ではでは本編へ······▸



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＿＿結局、あれから快斗とは別行動する事にした私。






さっき快斗が落としてたカードを新一が拾ったのか
蘭たちの姿はいつの間にか無くなっている






『さて、1人で楽しみますかね』






快斗が隣にいるのはつまらないけどね。


まぁ仕事だし、仕方ないけど…





『…ん？』



そうやって歩くこと数分、
向こうに見覚えのある人の姿が見えた。


あれは確か……





『おばあさん』



「…！あなたは、」





“2番目のひまわり”が展示されている場所…


そこでひまわりを見ながら涙を流している女性






寺井ちゃんの言ってた方だ…






『1度美術館でお会いしましたね』



「あら、あなたもここへ来てたのね…」





ハンカチで涙を拭き、そしておばあさんはまた私に

“あなたは私みたいに後悔しちゃだめよ”



…と言って笑う。




この人の過去は寺井ちゃんに大体話を聞いているから知ったつもりでいる



けど……こんなに深く想ってたんだね、この人は。







『そうですね…悔いは残らないように』




愛を伝えるのもクイーンの仕事だよね






＿＿するとその時、





「みなさん！！
“ひまわり”の展示に異常があったようです…！

申し訳ありませんが、落ち着いてエレベーターに向かってください!!」




『！ほう…それではおばあさん
さようなら』



「“さようなら”って、あなたはどうするの…？」



『…
後悔しない道に向かいます』





そう言ってイヤホンを耳に装着し
早歩きで反対方向へと向かった。




この騒動でゾロゾロと人が集まってるから
その間を屈むように移動して…






＿ｼﾞｼﾞｯ




《Aか？》




『！快斗？』





装着したイヤホンから快斗の声が聞こえてくる。




『今どこに？』



《発電所だ…向かってくれ》



『了解』





いよいよ始まるか…









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