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story.7 ページ7

You side



喋っていいか分かんない時になるこの気まずい空気苦手だな。
実際、話題出してもすぐ途切れそうだし。

でも、すでに歩き始めて2分は経ったのにこの状況はまずい。
と、思っていたときだった。



侑「早見はさ、行きたい大学とかねぇの?」



そう聞かれたのは。

進学とか、就職とか、意識し始めたのはつい最近だった。
だから、そうゆうのは全然決まってないし、興味もない。でも、そうゆうわけにはいかない。

うちの高校は、校則とかは緩いくせに勉学には力を入れているから進路とかはか結構重要だ。
めんどくさいって思っちゃう。



「まだ、分かんない。」

侑「そ、そうか…。」

「朝日奈は?」

侑「俺?!…俺も、分かんねえ。」



やっぱりそんな感じだよね。
急に進学だ就職だなんて言われてもね。実感沸かないし。


そうか、そう考えたらあと1年ちょっとしたら私達卒業して離ればなれなんだな…。




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作者名:心芦心芦 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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