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story.6 ページ6

You side



もうすぐしたら三者面談がある。凄く気分が重くなる。
私は、下がりに下がる自分のモチベーションを気にしながら道を歩いていた。

蒸し暑い夏が過ぎ、今や10月の下旬。少し肌寒くもなってきた。
これから、寒い冬を過ぎたら私達は受験生。何だか、実感湧かないな。



侑「は、早見?」

「朝日奈」



な、なんで朝日奈がここに?家この辺じゃないよね。そう朝日奈に聞いてみる。



侑「ちょっとコンビニ行ってたんだよ。」

「あ、そうなんだ。」



なんだ、ビックリした。急に現れるからって、朝日奈は幽霊じゃないんだから。

そう自分に言いつける。すると、急に朝日奈の口が開いた。



侑「あのさ、俺これから日向に進路のこと聞きにいくんだけど、一緒に行くか?
  こっから俺んち近いし、お前進路のこと悩んでるんだろ?」

「え、うん。…行く。」



放心状態になりながらも返事をする私。まさか、お誘いがくるなんて。
でも待って、一緒に行くってことはここから朝日奈の家まで2人っきり。

うわ、心の準備が間に合わない。何話したらいいんだろ。


今まで2人っきりの時なんて沢山あったのに状況が状況で何話したらいいかわかんない。




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作者名:心芦心芦 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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