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story.11 ページ11
You side
「朝日奈、三者面談どうだった?」
侑「いやぁ、散々だったわ。」
朝日奈の顔は、本当に疲れきった顔をしていた。雅兄って人が来るんじゃなかったの?
ちなみに、絵麻ちゃんも朝日奈と同じような顔してた。一体何があったの?!
侑「それより、早見はどうだったんだよ。もう終わってるはずだろ?」
「う、うん。...とっくの昔に終わってるよ。」
気まずくなるような態度を取ってしまった。その態度を感じとったのか、朝日奈も申し訳ないような顔をしていた。
私は、一応家族はいるが、いい思い出なんて一ミリもない。家での会話も無いし。
おかけで、三者面談は数分で終わってしまった。私にとっては好都合だけど。
侑「そ、そうなのか...。」
ごめん、朝日奈。私にとって家族の話は地雷なの。
今、好きな人を困らせてる。嫌なのに、こうしなきゃいけないと本能が言ってる。
−− ごめん、本当にごめん。
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作者名:心芦心芦 | 作成日時:2017年12月17日 20時