再び 49 ページ10
カナside
いきなり瞳の色が変わり姿が少しずつ消えていくつぼみちゃん
そんな不思議な現象に驚いたはずだけど何故だろうか何処かで見た事あるような…
ｽﾞｷﾝ＿＿＿＿
カナ「痛っ…」
突然襲ってきた激痛…何か…何か忘れているような。
『も＿ほっ＿＿＿くれ』
『＿＿＿れた＿だ』
『今＿は＿＿な…いや＿＿＿労＿＿＿た』
突如頭の中に響いてきた声。
ノイズらしき音でハッキリとは聞こえなかったけど…シンタロー？…と誰…？
鹿「あの、お姉さん大丈夫？」
私ははっとした。
意識が戻ってきた私を不安そうに見つめる２人
そんな2人を心配させまいと2人の頭に手を置く
カナ「ごめんね。何でもないからね
つぼみちゃん良かったね…お友達と会えて…」
木「！」
未だに赤みが引かないその瞳を見つめ微笑んだ
つぼみちゃんの体はもうほぼ消えかかっていた
鹿「！…お姉さん怖くないの？」
心底驚いた顔をしてそう言うと男の子
カナ「怖い？」
私がそう答えるとつぼみちゃんが震える声で答えた
木「だって…私は普通、の人とは違うんだよ？
目、だって赤いし…化け、物だし…」
つぼみちゃんから発せられた【化け物】という単語に私は密かに怒りを抱いた。
こんなに小さな子にまで【化け物】という足枷を付けた人々に
カナ「化け物？じゃあ一緒…仲間だね！」
木「え…」
カナ「私はね両親が死んでも泣かなかったの。
それで親戚のおばさんに化け物って言われてるの…だから一緒」
私の言葉に目を見開いてこちらを見ている２人に私は続ける
カナ「それに怖い？まさか！こんなに可愛らしいのに怖いなんて思わないよ…
それにね…」
私はそっと目を閉じる。
目を閉じれば浮かんで来る真っ赤なマフラーを付けた女の子。
カナ「真っ赤な色は素敵な色なの。
皆に笑顔をくれる…どの色よりも綺麗な色
私は真っ赤な色が大好き…」
木「あ、りがとう…」
徐々に赤が引いてきたつぼみちゃんの瞳
それと同時に体も戻ってきている
鹿「お姉さんって変わってるね」
カナ「よく言われる」
悪戯笑顔を浮かべた私に男の子は笑った
カナ「そう言えばまだ名乗ってなかったね。
私咲川 カナよろしくね」
私は男の子に向かって手を差し出した
私の名前を聞いてつぼみちゃん同様に目を見開いたがすぐに笑顔に戻り握手を交わした
鹿「僕は鹿野修哉！よろしくねお姉さん♪」
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いちご大福(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！次の更新は3月5日くらいになってしまいますがこれからも応援よろしくお願いします！ (2017年1月20日 0時) (
レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続き楽しみです!! 待ってますね!! これからも頑張って下さい!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - Rinさん» いいですよ！大歓迎です！ (2017年1月2日 0時) (レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 高坂くん可哀想だけどうz(( ところで、夢主ちゃんとシンタロス←描きたいんですけどもいいですかね？ついでにここのコメントにURL貼りたいんですけども (2017年1月1日 22時) (レス) id: 0600741622 (このIDを非表示/違反報告)
レイミ - 私はシンタローとの絡みも入れて欲しいです。でもそこそこお話は進めて欲しいので、バランス願います。 つぼみちゃんかわいい！←本編関係ね〜wwとりあえず更新頑張ってください！！ (2016年12月22日 23時) (レス) id: 912cedea87 (このIDを非表示/違反報告)
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