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シ｢えっと……あー、おめでとう…｣
照れているのか顔を赤くして目を逸らすシンタローに胸が高鳴るのがわかる
カナ｢え､あ､ありがとう…｣
暫く二人の間に長いようで短い沈黙が続く
しかもアヤノ達はニヤニヤと部屋の隅でこちらを見ているだけ
お願いだから…誰か喋ってくれ
そんな事を考えてるとシンタローが私の目の前に小さい可愛らしい袋を無言で突きつける
カナ｢えーと…シンタロー？｣
無言で突きつけられても困るんですけど…
するとシンタローが顔を真っ赤にさせ小さな声で呟いた
シ｢プレゼント…｣
そう言ってシンタローは私の手の平にプレゼントを置く
シンタローからの【プレゼント】が嬉しくて胸が弾む
カナ｢ありがとうっ！｣
暫く嬉しさに浸っているとアヤノが私の顔をニヤニヤとしながら覗き込んできた
いやアヤノだけじゃない
楓も貴音先輩もニヤニヤし…遥先輩までもニコニコと楽しそうにこちらを見つめていた
ア｢プレゼント開けてみない？｣
アヤノの言葉にシンタローは｢はぁ！？｣と驚きの声をあげる
しかし貴音先輩までも楽しそうに賛同した
貴｢アヤノちゃんナイスアイデア！！
カナちゃん開けてみよ！｣
カナ｢え…でも｣
チラリとシンタローの顔を伺う
｢何で今開けるんだよ！！｣
と言いながら焦っているシンタローを
｢まぁまぁ｣と収める遥先輩
プレゼントってその場で開けていいのかな？
なんてアヤノに言ったら
｢いいのいいの！｣と言われたのでシンタローには申し訳ないけど開ける事にした
カナ｢可愛い…｣
シンタローからのプレゼントはエメラルドグリーン色の髪ゴムだった
とてもシンプルだったけど、今までのどの髪ゴムよりも一番可愛いと感じた
貴｢へぇ…なかなか良いセンスしてんじゃん！｣
貴音先輩は小突きながらシンタローをいじる
いつもの威勢は何処に行ったのか顔を手で覆いながら俯くシンタロー
楓｢お姉ちゃんこっちこっち｣
楓に手招きされ誘われるがままに楓の近くまで行くと後ろを向いてと言われたので後ろを向く
楓に髪ゴムを貸してと言われたので渡すと楓はその髪ゴムで私の髪を高い位置で結く
そして今度はこっちを向いてと言われたので楓の方を向くと前髪を何かで止められた
楓｢私からのプレゼント！｣
そう言って笑う楓の前髪には黒髪に映えるピンが付いていなかった
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いちご大福(プロフ) - スイさん» ありがとうございます！次の更新は3月5日くらいになってしまいますがこれからも応援よろしくお願いします！ (2017年1月20日 0時) (
レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
スイ - 続き楽しみです!! 待ってますね!! これからも頑張って下さい!! (2017年1月19日 23時) (レス) id: 77c9f3f671 (このIDを非表示/違反報告)
いちご大福(プロフ) - Rinさん» いいですよ！大歓迎です！ (2017年1月2日 0時) (レス) id: 0d94ff763d (このIDを非表示/違反報告)
Rin(プロフ) - 高坂くん可哀想だけどうz(( ところで、夢主ちゃんとシンタロス←描きたいんですけどもいいですかね？ついでにここのコメントにURL貼りたいんですけども (2017年1月1日 22時) (レス) id: 0600741622 (このIDを非表示/違反報告)
レイミ - 私はシンタローとの絡みも入れて欲しいです。でもそこそこお話は進めて欲しいので、バランス願います。 つぼみちゃんかわいい！←本編関係ね〜wwとりあえず更新頑張ってください！！ (2016年12月22日 23時) (レス) id: 912cedea87 (このIDを非表示/違反報告)
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