【デュラララ】臨也に拾われたワケあり少女 (ページ4)

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#２ページ4

あ「あの、折原さん…何処に行くんですか?」

臨也「新宿さ、僕の事務所が池袋なんかにあったら命がいくつあっても足りないからねぇ」

そんな恐ろしいことを言いながらも、折原さんの口は弧を描いていた

あ「それって、どういう意味ですか…?」

臨也「俺の大嫌いな喧嘩人形がいるのさ」

あ「喧嘩人形…?」

臨也「池袋に出入りしてたらそのうち会えるよ。まぁ、俺は会いたくないけどね」

あ「は、はぁ…」

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そのまま折原さんに付いて行った僕は新宿のビルの一室に案内された

あ「お邪魔します…」

臨也「此処が、俺の事務所兼自宅だよ」

あ「広い、ですね…。折原さん1人で住んでるんですか?」

臨也「嗚呼、君はビルの隣の部屋に住んでもらうから。同じ部屋なんてプライベートなんかあったもんじゃないからね」

あ「わ、分かりました」

臨也「これ、この部屋の合鍵。自由に出入りしていいから」

あ「はい」

臨也「あと、3日後から池袋の来良に通ってもらうから」

あ「来良…って、まさか学校?!」

臨也「何を驚いているんだい?君は普通ならまだ学生だろ?だから通わせる。何か問題でも?」

あ「いえ…、でも、良いんですか?何から何まで…」

臨也「言っただろう?君を近くに置いておきたいって。近くに居てもらわないと困るんだよ、学校に通わせるっていう貸しがあれば一文無しの君は俺から逃げられないだろ?」

あ「あの…何でそんなに僕を近くに置いておきたいんですか」

臨也「自分への被害を最小限に留める為さ。君が手の内に居れば君が俺に危害を加えることはないよねぇ?」

あ「まぁ…そうですね」

臨也「物分りが良くて助かるよ。じゃ、そろそろ君は部屋に帰って良いよ」

あ「ぁ、はい。おやすみなさい」

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男は知らなかった、

彼女の真のチカラを、

今の感情の名前を、

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