57話 ページ14
※若干不適切な描写有ります。閲覧注意して下さい
前半終了の控え室
「前半お疲れ様！後半の逆転に向けてエネルギー補給よ！！」
とリコ先輩が差し出したのはそのままの状態で蜂蜜に漬けられたレモンだった…おう…
「切ってって！切ってって言ってるじゃんいつも！！」
涙を流しながら訴える日向先輩達
「ちゃんと洗ったから皮ごといけるかと…」←いけません
「水戸部！Aある⁉」
伊月先輩の言葉に揃って頷いた私と水戸部先輩はさっとレモンの蜂蜜漬けの入ったタッパーを差し出した
「水戸部とAいてよかった〜」
あ…リコ先輩いじけてる
いつの間にか部屋の隅で座り込んでいた
まだ時間あるし…お手洗い行こう
いじけてるリコ先輩に了承を得て控え室を出る
扉が閉まる途中リコ先輩とテツヤ君が何か深刻そうに話してたのが見えたけど私には聞こえなかった
お手洗いの帰りに、女の子の怒鳴り声が聞こえてくる
…この声は…聞き覚えのある声に物陰からこっそり見てみるとやっぱり声の主はさつきちゃんだった。
怒られてるのは青峰君か。
「もっと早く来てもよかったわ」
後ろを向いてた青峰君の表情は見れなかったけど
楽しげな声色だ
そのまま振り返ってさつきちゃんを通り越し…あれ⁉こっち来る
「隠れてるつもりかよ？」
『あ…あはは』
バレバレでした
「何か用かよ？」
訝しげに私をみる青峰君。別に用なんて何もない早く立ち去ろう
『たまたまです。それで…⁉』
それではと言って踵返そうとした瞬間腕を掴まれ私の計画は早々に阻止されてしまった
吃驚してつい、彼を見上げてしまう。
青峰君は楽しそうな表情をして「ちょっと付き合え」と私に言い放った
『…それで何の用？』
アップの為の軽いストレッチをする青峰君に声を掛ける
「別に。黄瀬が毎回毎回オマエの事メールやら電話やらで鬱陶しいほど話すからどんな奴か気になっただけ」
涼太…あのヤロー。次会ったら埋める
『別にただのふつーなマネージャーだったでしょ？』
すると私の言葉にニヤッとした青峰君はつかつかと壁際の私の所にやって来て、トン…と私の両サイドの壁に手をついた…所謂、壁ドンです
『…なっ』
「まっどんな奴かは知らねーけど、顔はそこそこ好みだし？」
ムニュ…
胸を掴まれた感覚がし、恐る恐る目線を下に向けると、青峰の手が私の胸を鷲掴みしてた
「おっさつき程じゃねーけど結構あんじゃ…」
奴が言い切る前にお腹を殴った私、悪くない
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胡桃(プロフ) - 蘭花さん» ありがとうございます！やっぱり宮地さんはどんな宮地さんでもイケメンですwこれからもなるべく毎日更新頑張りますのでよろしくお願いします。 (2016年9月11日 20時) (
レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭花(プロフ) - とっても面白い作品でいつも見させて頂いてます!宮地さんはシスコンでもイケメンですね!更新頑張ってください! (2016年9月11日 18時) (レス) id: d146509166 (このIDを非表示/違反報告)
胡桃(プロフ) - ユウさん» ユウ様。コメントありがとうございます。拙い文章ですが完結まで頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします (2016年9月5日 14時) (レス) id: 7ef098a1e4 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 続編おめでとうございます。これからどうなるか楽しみです、更新頑張って下さい。応援してます (2016年9月5日 14時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：胡桃 | 作成日時：2016年9月2日 11時
