トリップしたら自来也の娘に!?【part1】 (ページ32)

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“じらいやさま！”ともう一度言うと、なにかひらめいた顔をした。

「じゃー、これからワシのことはパパと呼べっ！」

『っ！？』

「親子なのに自来也様はのォー！」

なんだそれ！
プレゼントになってるの！？

というより恥ずかしい！そんなにキラキラした笑顔向けないで！
恥ずかしすぎて呼べないよっ･･･！

でも、言わないと離してくれなさそうだ。

うぅ。。。

『ぁう･･･、ぱ。･････････』

「ん？」

『ぱ、･････････ぱ！』

「よく聞こえんのォー」

うぅ！意地悪っ！！！もう！！

『･････････ぱぱのばか！』

「なっ！？バカはよけいじゃ！」

パパの力が弱まった一瞬の隙をついて、するりと抜け出した。
うぅー…。顔が暑い。絶対今顔赤いよ･･･。

恥ずかしさのあまり私はお風呂へ逃げたのだった。

お風呂から上がったら捕まえられてもう一度“パパ”と呼ばれるまで解放されなかったのは言うまでもない。

(もうしばらく呼んであげないんだからっ！！)