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自来也様のいう相談の答えを伝えたい。でも今さら何も言い出せないこの状況。
言葉ではなくて行動で伝えることにした。

抱き締め返すことはやってもいいのか分からなくて躊躇ってしまった。

変わりに自分の思いが伝わるように、自来也様服をぎゅうっと強く握り、1歩進み、微妙にある自分と自来也様の間にある距離を無くした。


そうすれば自来也様には伝わったのか、さっきよりも強く抱き締めてくれた。

涙は今も止まらなくて、すぐ目の前にある自来也様の胸に額を押し付けて泣き続けた。



自来也様は私が泣き止むまで頭を撫で続けてくれた。

するとゆっくり身体を離されて、再び顔を合わせた。




「A、これを受け取ってくれるか?」




キラキラと光を反射し続けるその首飾りを、自来也様はもう一度私に見せた。

言葉で言うのは恥ずかしくて、こくんと小さく頷くと、自来也様は目を細めて微笑んで、私の首にそれを掛けてくれた。



それはまるで指輪を渡すプロポーズ現場みたいだった。


そしてそれからキラキラの笑顔で言われた。




---「これからずっと一緒だ」





また一筋の涙が私の頬を滑り落ちた。


(どうやら自来也様は私を泣かせるのが得意なようです)

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設定タグ:夢小説 , NARUTO夢小説 , カカシ落ち   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:きゃおる | 作成日時:2022年9月24日 1時

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